【コラム】

OS X ハッキング!

52 新iPodとiTunes4のTIPSを5連発

    海上 忍  [2003/05/16]

    今日も今日とてiTunes4でエンコード…もちろん、コーデックには新iPodとiTunes4のどちらでも再生可能なAACを選択。1GHzに増強しているG4 Cubeの発熱が気になるものの、500枚を超える手持ちのCDすべてをエンコードし終えるまでは止められそうにない。ところで、左右の音が時折入れ替わるのは筆者のiPodだけ?

    さて、今回は新iPodとiTunes4について。普段とは趣向が異なるが、今が旬の製品でもあり、これを見逃す手はない。ハードウェアの特徴や主要な新機能については他の記事を参照いただくとして、こちらでは筆者が見聞したいくつかのTIPSを紹介してみよう。

    ・新iPodをテキストビューアに

    今度のiPodにはいくつかの新機能が追加されているが、なかでもテキストビューア(ノートリーダ)はありがたい。8種類のエンコーディング形式に対応、もちろん日本語を含む文書も表示できる。マウントしたiPodボリュームを開き、「Notes」フォルダにテキストファイルをコピーしておくだけで準備は完了。iPodから[エクストラ]→[メモ]を選択すれば、コピーしておいたファイルが表示されるはずだ。

    なお、日本語文書に利用できるエンコーディング形式は、UTF-16とUTF-8、シフトJIS(MacJapanese)の3種類のみ。エンコーディング形式は自動判定されるが、「<?xml encoding="UTF-8"?>」といったタグを文中に埋め込めば強制適用させることも可能だ。ただし、この方法でも日本語EUCやJIS(ISO-2022-JP)は利用できないので要注意。

    ・新iPodで長文を読もう

    新iPodにはテキストビューアとしての機能が追加されたものの、ファイルサイズは4KBまでという制限がある。走り書き程度の文書ならともかく、通勤電車に揺られる間読むにしては少し物足りない分量であることは確かだろう。

    そこで利用したいのが、HTMLのタグに似たリンク機能。ファイルの末尾へ「<A HREF="chapter2.txt">次の章を読む</A>」などとタグを記述しておくと、iPodの選択ボタンを押すだけで他のファイルへ読み進めることができるのだ。タグを挿入するという手間はかかるが、これで4KBの制限を気にせずに済むはず。より詳しい情報については、AppleのiPod開発支援Webサイトを参照してほしい。

    ・"The"で始まるアーティスト名が…

    The Beatles、The Doors、The Doobie Brothers…などなど、「The」から始まるアーティスト名は多いが、iTunes4ではそれらを自動的に「The抜き」で並べ替えてくれる。洋楽ファンはもちろん、「A」や「The」といった冠詞になじみのない日本人にとってありがたい機能と言えるだろう。

    しかし、購入直後の状態の新iPodは、その「The抜き」が機能しない。文字どおり並べ替えられてしまうため、ビートルズもドアーズも「T」から探さなければならず、アーティスト名でブラウジングするときに不便極まりない結果となる。

    この問題を解決する方法は、新iPodをリセットすること。将来的のアップデータを待つまでもなく、1度リセットしてしまえばOKだ。[MENU]と[再生]の2つのボタンを、Appleロゴが表示されるまで(5秒以上)押し続けてみよう。

    ・アートワークを一括登録

    iTunes4の新機能の1つに、アルバムジャケットなどの画像(アートワーク)を登録しておく機能がある。これで"ジャケット買い"してしまったアルバムも心置きなく楽しめる、というものだ。iTunes Music Storeで購入した楽曲には、最初からアートワークが設定されているらしいが…。日本国内から利用できるようになるまでは、手作業に頼るしかない。

    アートワークは曲単位で登録できるが、1つ1つ作業するのも面倒な話。ジャケットの画像を用意したら、同じアルバムの曲をまとめて選択、[command]-[i]を押して「複数の曲の情報」ウインドウを表示しよう。そこにある「アートワーク」欄へ画像をドラッグ&ドロップすれば、アートワークの一括登録は完了だ。

    ・逆流するスタッフスクロール

    メニューバーから[×××について]を選択するとアバウト画面が表示されるのは、いうまでもなくMacの"お約束"だ。iTunes4も他聞に漏れず、[iTunes]→[iTunesについて]を選択するとアバウト画面が表示される。

    他のアプリケーションと異なるのは、アバウト画面のスタッフスクロールの方向を反転できること。[option]キーを押している間は、上から下へと流れが反転するはずだ。iTunes3から知られたTIPSではあるが、iTunes4でも変わらず楽しむことができる。

    バックナンバー
    http://pcweb.mycom.co.jp/column/osx.html

    新着記事

    特設サイトの情報

      人気記事

      一覧

      イチオシ記事

      新着記事

      特別企画

      マイナビニュースマガジン