【コラム】
自称グラマー系美人の担当編集から電話がくる。「上杉さん、連載好調です。プレゼント応募もとっても多くて、編集部としてはまずまず、それなりに、まぁまぁ感謝しています」といつものクールな調子で語る。Mっ気度がちょっぴり高い上杉にとってはもっといじめてほしいのだが、すると「じゃあ、とりあえず7月だけ週刊になりますので、よろしく。原稿を落としたり、人気度がなくなってきたらすぐに隔週に戻しますから。がんばってください」だとさ……。
それにしても、読者の皆様、プレゼントのご応募ありがとうございます。余部鉄橋のオレンジカードプレゼント、かなり女子からの応募がありました。がんばれ鉄道女子! そこで、鉄道女子の読者モデル&お便り大応募しちゃいます。簡単なプロフィール、好きな電車、萌えた列車について書いて、「ご意見・ご感想」コーナーより送ってくださいませ。もちろん、昔鉄道男子だったお父様、おじいさま、おじさまのお便りも募集します。
さて、何を書こうか。北陸の旅で書き残したことを書きたいのだが、もしかしたら、読者の皆様はもっと違うことが読みたいかもしれない。そこで、北陸の旅については続きを書くのではなく、間にその他の話も入れて書いていくことにしよう。なぜ、北陸本線の話をするかというと、真夜中も数多くの列車が行き交っているからである。そして、おそらく、北陸新幹線が開通したら、そういった光景はほとんど見られないかもしれないからだ。まぁ、私が夜好きなこともあるけど。まずは、北陸本線で見た車両をちょっと紹介。
下の左側の写真は「しらさぎ」。白い流線型のボディがかっこいい683系である。ところが、同じ683系でも右側のように「ぬりかべ」みたいな先頭車両もある。どうやら、同じ先頭車両でも形が違うらしい。「ぬりかべ」は連結したときに通路ができる貫通型先頭車両。北陸地方から米原方面に行く場合は、この「ぬりかべ」が先頭車両になり、逆は先頭車両が白い流線型になる。先頭車両が2種類とは、何がなんだかわからない。
私は、富山から金沢まで「しらさぎ」号を使用したが、シートはやわらかくて快適。この「しらさぎ」は富山を16:11に出て、名古屋には19:46に到着する。同じ683系を使用する「サンダーバード」との違いは、「側面のラインにオレンジ色が入っているかどうか」だそうである。富山駅では駅弁「ぶりのすし」を買う。同駅の駅弁としては、「ますのすし」が有名だが、私はぶりの方が好き。四角いパッケージを開けると、円形の樽が入っているのは「ますのすし」と同じ。酢飯の押寿司がぎっしり、ということで、「おいしくいただきました」。
金沢までは38分。金沢駅周辺をぶらぶらと歩きつつ、また富山に戻ろうと金沢駅へ戻る。すると、5番線ホームには、EF81-181率いるブルートレインが鎮座していた。回送列車のため、先頭の電気機関車にはヘッドマークが付いていないが、客車を見ると寝台特急「北陸」である。金沢駅から東京への夜行列車としては、この「北陸」の他に「能登」があり、出発時刻は「能登」22:15(5番線ホーム発)、「北陸」22:18(6番線ホーム発)と3分違い。不思議なことに終着駅の上野着は、「能登」が翌朝6:05、「北陸」6:19と「能登」の方が所要時間が短いのだ。金沢から富山への復路は普通列車。偶然、隣のホームにいた回送列車を見ると、「食パン電車」(419系北陸色)じゃないですか。もともとは、寝台・特急用車両として開発されたのに、悲哀感が漂う。でも、個人的にはこういうのが好き。
さて、時刻表を見ると、富山駅行きの普通列車の終電車は22:39と早い。富山以東に行くには、21:02に金沢発というので、あわわ、大変である。意外に普通列車の本数が少ないのもにもビックリだ。金沢から富山駅までは55分。距離にして約60km、料金は950円。東京・茅ヶ崎間ぐらい(料金は同じ)と考えてほしい。
滋賀県米原駅から新潟県直江津までを結ぶ北陸本線は、日本海側の大動脈である。数多くの特急が走っていることから「特急銀座」とも呼ばれ、また長い編成の貨物列車も行き交うなど、鉄ちゃんにとっては楽しい線である。北陸新幹線長野 - 金沢開業を平成26年度(2014年度)に控え、在来線を楽しむのならば今のうちである。関東圏在住の私にとっては、「トワイライトエキスプレス」や「日本海」、「きたぐに」など、東京では目にすることができない列車を見られるのが楽しい。すでに大阪 - 青森を結ぶ、昼間の特急「白鳥」がなくなったため(現在の八戸 - 函館間の「白鳥」とは別のもの)、長距離を運行する特急・急行は夜間のみになった。
先日紹介した新潟県の糸魚川でも、様々な列車や機関車を目撃した。在来線めぐりの楽しみはこんなところにもある。さて、金沢駅から富山駅に戻ると、寝台特急「日本海」がやってきた。ところが、入ってきた先頭のEF-81電気機関車は、プラットホームをはみ出して停まった。「あら、ちょっとホームが短かったんだ」と思いながら、富山駅からわずか数人の旅行客が乗り込んだ「日本海」を見送ったのだ。富山駅の改札前では、夜中に大阪行きの夜行列車「きたぐに」が通ることが表示されていた。いずれ「きたぐに」や高岡、敦賀のことも書こうと思う。乞うご期待!!
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