「懐かしの緑色」の旧塗装を施し、創業130周年の記念ヘッドマークを掲げて南海線を走る特急「サザン」。ヘッドマーク掲出は8月末まで、7000系(自由席車)は9月末で運行終了の予定だが、旧塗装の10000系(指定席車)は来年3月まで運行される。

旧塗装「懐かしの緑色」が再現された10000系。特急「サザン」で活躍する

今年4~6月の期間限定で運転された「特急サザン 妖怪ウォッチ号」

ブルーとオレンジのラインが入った従来の塗装の10000系

特急「サザン」で活躍する10000系は1985年デビュー。翌年、鉄道友の会ローレル賞に選ばれた。当初は2両1編成だったが、1990年代から中間車が増結され、あわせて塗装変更も実施。近年はラッピング列車に使用されることも多い。旧塗装の復元は、今回の「懐かしの緑色」の特急「サザン」が初めてだという。