彼女がまたお弁当を作ってくれるという。……恐怖だ。前回のお弁当は、正直マズくて食べられなかったからなあ。今回はマイナビニュース会員のうち男性138名に、恋人の手料理にがっかりした経験はあるか聞いてみた。

Q.恋人の手料理にがっかりしたことはありますか?

Q.恋人の手料理にがっかりしたことはありますか?

はい 14.5%
いいえ 85.5%

Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)それはどんな手料理でしたか? がっかりしたのはどうしてですか?

■カレーの悲劇
・「カレーしか作ってくれないから」(31歳男性/情報・IT/技術職)
・「カレーをまずく作った子がいた」(31歳男性/商社・卸/営業職)
・「初めて作ってくれたカレーライス: 辛くもなく甘くもないほとんど味のしないカレーというのを初めて食べた」(50歳以上男性/電機/技術職)
・「全く辛くないカレーを作ってもらい、本当に水っぽくおいしくなかったから」(42歳男性/機械・精密機器/技術職)

■和食系
・「煮物、はっきり言ってまずい」(45歳男性/商社・卸/販売職・サービス系)
・「だしが利いていない汁物」(50歳以上男性/情報・IT/技術職)
・「赤だしが薄い」(37歳男性/通信/技術職)
・「天ぷらのころもが落ちる」(43歳男性/建設・土木/営業職)

■卵料理も難しい
・「ただパンを卵つけて焼いただけで何の味もしなくて驚いた」(31歳男性/食品・飲料/技術職)
・「玉子焼き: 砂糖を入れないのが好みと常々言っておいたのに、甘い卵焼きを作って出されたので」(42歳男性/自動車関連/技術職)

■そもそも手料理じゃない
・「まかない品ばかり」(29歳男性/自動車関連/技術職)
・「レトルトをチンして出しただけ、とわかったから」(35歳男性/機械・精密機器/営業職)
・「手抜きが明らか」(50歳以上男性/医薬品・化粧品/技術職)

■その他
・「初めて作ってくれた弁当がそこまでおいしいものでなかった」(32歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「付き合い始めに、ゆで麺を湯がかずにスープに入れたときはがっかりした」(43歳男性/情報・IT/技術職)
・「見た目はかなりいいのに、味が今一つ」(27歳男性/アパレル・繊維/技術職)
・「味付けが雑なとき」(40歳男性/団体・公益法人・官公庁/技術職)
・「なんでも……一手間加えてあり得ない味になっていた」(47歳男性/電機/技術職)

■総評
カップルが必ずといっていいほど通る道「彼女の手料理」のイベント。彼女からガッカリな手料理をふるまわれた経験がある男性は、14.5%と少数派だった。

回答で目立っていたのは「カレー」に関するものだった。誰でも作れる簡単メニューで男性からの人気も高く、安易にチョイスしがちだが、「カレーしか作ってくれない」という回答が……。さらには「マズいカレー」「味のしないカレー」「全く辛くないカレー」などひどいカレーの報告も寄せられた。カレーがマズいと、もうほとんど期待はもてないかもしれない……?

「彼女の手料理」定番中の定番である和食も、「マズい煮物」や「だしの味のしない汁物」など、難しい味のものが出された人がいるようだ。天ぷらのころもがはがれる、という見た目にも厳しそうな料理を振る舞われた男性もいた。卵焼きについては、甘めと辛め、出身地や家庭の味で好みが分かれるところだが、甘くない卵焼きが好みの男性に甘いものを出してしまって、失敗した女性の例もあった。どっちでも作れるよ! という雰囲気で、男性の好みを聞いてから作るのが安全だろう。

愛情こもった手料理と思って期待していたら「レトルト食品だった」「レンジでチンしただけだった」なんてケースもあったようだ。これでは彼女の愛情を疑っても仕方ないかも。"追い込み"女子たちは、心理的に男性を追い込むよりも、料理の腕を磨いて、胃袋"追い込み"作戦を決行することを強くオススメしたい。

※イラスト: 2014年11月22日発売予定の『もっと私にかまってよ!』(森もり子 著/マイナビ)より

調査時期: 2014年10月29日~2014年11月5日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性138名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

<イラスト: 森もり子(もり もりこ)>
1988年生まれ。福岡出身。性別不詳の元OL。LINEクリエーターズマーケットから発売した「もっと私にかまってよ!」(返事をくれない彼氏を追い込むLINEスタンプ)で話題を集める。2014年11月22日にマイナビより恋愛かまってちゃんあるある『もっと私にかまってよ!』が、11月7日にKADOKAWAメディアファクトリーよりコミックエッセイ『返事をくれない彼氏を追い込んでます。』も発売予定!

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