アダプタなしで使えるのが魅力!
アルミボディのポータブルDVD【2008年1月号掲載】



スペック

[発売元] ロジテック  [価格] 1万4,700円 [OS] Mac OS X 10.3.9以上
[インターフェイス] USB2.0 [速度] 片面二層式DVD±R:6倍速、DVD±R:8倍速、DVD+RW:8倍速、DVD-RW:6倍速、DVD-RAM:5倍速 [サイズ/重量] W133.6×H17.7×D160mm(本体のみ)/415g(本体のみ) [掲載号] 「Mac Fan」2008年1月号

OVERVIEW

本製品は、片面二層式DVD±RやDVD-RAMなどほとんどのDVDメディアに対応する外付けポータブルDVDドライブだ。付属アプリケーションはウィンドウズ用だが、Mac OS X 10.4(Tiger)ではiLifeアプリケーションやToastを使って、正式にMacでの動作が確認されている。

また、本製品はアルミボディを採用している。一般的なプラスチックボディの製品と比べると本体は重いが、耐久性や放熱性に優れる。本体厚は約18mmと薄く、持ち運び時に便利なように、USBケーブルを本体に巻き付けられるのも特徴だ。

(1) 手軽に持ち運べる据え置き機
ヘアライン処理されたアルミボディは高級感があり、MacBookプロやiMacと並べて使いたくなる。一般的な据え置き型(5インチドライブ搭載機)に比べればはるかに小さい。背面にはAC電源ポートとUSB2.0ポートしかない

(2) 業界初のUSBケーブル巻き取り機構
持ち運び時の利便性を考慮して、USBケーブルを本体に巻き付けて持ち運べる

(3) 大きなゴム足で安定感ばっちり
アルミボディを採用したため、他のポータブルドライブより、やや本体は重い。しかし、アルミボディは剛性が高く、放熱性も高い。本体底面には2本の大きなゴム足があり、ディスク挿入時に本体がズレたりしない

FOCUS ON

(4) バスパワーで机周りがすっきり
バスパワーで使えるのが一番のメリット。書き込み速度はやや落ちるが、ACアダプタを接続せずに使えるのは便利

MacBookやiMacに接続してみたが、ACアダプタをわざわざつながずにバスパワーで動作するのが便利だ。ただし、古いMacではUSBポートの電力供給が足りないため、使用するのにACアダプタが必要な場合があるので注意しよう。

実際にMac OS X 10.5(Leopard)とTiger環境でテストをしてみたところ、iアプリケーションからのDVD作成に関しては問題なく行えた。また、最新版のToast 8もLeopard環境で使用可能だ。

(5) iDVD6でのDVD作成が可能に
コンボドライブモデルやCD-R/RWドライブモデルでも、本製品があればDVD作成が可能になる。ドライブに採用されているのは、ソニーNECオプティアークの「AD-7640A」だ。Leopard環境もTiger環境でも、iアプリケーションからの書き込みが問題なく行えた

書き込み速度は使用するマシンによって差が出た。最新のMac Bookでは、約4GBのデータをDVD-Rにバスパワー駆動で書き込んだところ約16分。一方、CPUクロックの低いiBookでは約30分ほどかかった。また、Mac BookでもACアダプタを接続して書き込んだほうが約14分と速くなる。さらに、オンザフライ(※)での書き込みを行ってみたところ、約10分に時間が短縮された。

ほとんどのMacがDVDドライブを搭載し、最大18倍速までの高速な書き込みが行える据え置き型のDVDドライブがポータブルタイプより低価格で購入できる現状、本製品のターゲットとなるのは、コンボドライブやCDドライブ、片面二層式DVDメディア非対応のドライブを使用するユーザとなってくる。

しかし、DVDをオンザフライで高速に書き込みたい場合や、DVD-RAMを手軽に使用したいといった場合には、バスパワーで動作し、コンパクトで手軽に持ち運びできる本製品は魅力。Mac対応のポータブルタイプのドライブが市場にほとんど存在しなくなってしまった現状では、非常に貴重な製品といえる

※オンザフライ:1台のドライブからデータを読み出しながら、同時にもう一方のドライブで書き込んでいく方式。内蔵ドライブ1台だけだと、CDやDVDを複製する時、内蔵ハードディスクにコピー元のイメージファイルを作成してから書き込む形になるので、おおよそ2倍の時間がかかる。

AFTER REVIEW

筆者は「外付け派」で、最近はコンボドライブ搭載のMacしか買わない。現在5インチドライブ内蔵の一般的なドライブを使用しているが、机の上のスペースを取られるのが難点。本製品を使った後ではとても大きく感じる。もちろん、5インチドライブのほうが書き込み速度は高速だが、一昔と比べると現在のポータブルドライブはかなり高速。DVD-RWより記録回数が多く、ランダムアクセスが可能なDVD-RAMにも対応しているのがすごい。