10年くらい前は、ソフトウェアの使い方を覚えるには、関連書籍を購入して、それを片手にパソコンを操作するしかありませんでした。それもインターネットの普及に従って変化してきたと思います。もちろん今でも書籍は大事な資料には変わりありませんが、Webにも似たような内容が読める記事が増えてきましたし、ブロガーで積極的にソフトウェアの使い方を掲載している方も少なくありません。最近ではYouTubeをはじめ、動画を無料で公開できる場所が増えて来たこともあり、スクリーンキャストで使い方を説明しているケースも増えてきました。スクリーンを見ながら使い方を覚える教材も以前から有償でいくつかありましたが、動画のようなリッチなコンテンツも無料で見ることができるようになったのは驚きです。

しかし、このようなコンテンツがたくさん見つかるようになったものの、こうした使い方を説明する動画の多くは英語圏の方が説明をしており、使っているソフトウェアも英語版という場合がほとんどです。しかし、ソフトウェアのほとんどは英語版、日本語版関係なくメニューの配列が同じなので、順番がわかれば日本語版でどのメニューを指しているのか見当がつきますし、ビジュアルを使った説明なので英語が完全に理解できなくても使い方を覚えるには十分な教材だったりします。

uLinkxの最大の魅力は海外で多くのユーザーを抱えるビデオ共有サイトを一度に検索できるところ。サービスに依存することなくプレイリストを作成することもできます

とにかく可能な限り多くのビデオからチュートリアルを見つけたい方はuLinkxがおすすめです。こちらはYouTube や Google Videoといった有名な動画サイトを一度に検索することができるサービスです。検索の際「ソフトウェア名 Tutorial」と入力すれば、使い方を知りたいソフトウェアに関する動画を入手することができます。数多くの動画共有サイトから検索が可能なだけでなく、サービスに依存することなく uLinkx でプレイリストを作ったり、他のユーザーと動画を共有することができるのもこのサービスの魅力。また、新着ビデオや人気ビデオだけでなく、検索結果もRSSで取得できるので、気になるキーワードを検索してお気に入りのRSSリーダーからいつでもチュートリアルを見ることができるようにしておくと良いでしょう。

すべてを検索することができるだけでなく、サービスごとに分けて検索することもできます。また、新着ビデオだけでなく検索結果のRSSを取得することもできます

RSSリーダーから見ることもできますが、Democracyのようなビデオの観覧と管理に特化したソフトウェアを使って見るのも良いでしょう。Democracyは、Windows、 Mac、 Linuxで動作するのも魅力ですが、予めビデオ共有サービスの検索機能が実装されいたり、ビデオのダウンロード、フルスクリーン観覧といったビデオを扱うことにおいて必要な機能がすべて揃っています。ニュースと動画は別々で管理しておきたい、必要な動画はダウンロードしておきたいという方はRSSリーダーとは別にDemocracyのようなソフトを使うのがおすすめです。

Democracyはオープンソースのビデオプレーヤ。Windows、Mac、Linuxいずれでも利用することが可能

ソフトウェアの左下から様々なビデオサービスを検索できる。検索結果は「Save This Search as a Channel」ボタンをクリックすることで購読することが可能だ

ビデオの数であればuLinkxで調べるのが効率が良いですし、Democracyに実装されている検索機能から有名な動画共有サイトを検索できます。多くのユーザーが参加しているビデオ共有サイトを利用したほうが、数が多い分だけ欲しいものを見つけられる可能性がありますが、総合的なサイトではなく、チュートリアルに特化したサイトのほうが欲しいものが見つかりやすい場合もあります。

video-tutes.comもそのひとつで、PhotoshopやDreamweaverといったデザイナーがよく利用するソフトウェアから3D MaxやBryceのようななかなかチュートリアルが見つからないものまで、ソフトウェアごとにカテゴリ別けがされています。

デザインからオフィス関連まで様々なソフトウェアの使い方のビデオを観覧することができます

「Play Tutorial」メニューにあるチュートリアルの題名を選択すると動画がスタートします

ビデオのほうも音声で説明されているものはもちろん、注釈が付いた丁寧なものまで用意されています。YouTubeやソフトウェアベンダーのサイトにあるビデオへのリンクもありますが、ソフトウェアから探することができるので便利です。たくさんあるビデオサービスも娯楽に使うだけでなく、仕事に役立つツールとして利用してみてはいかがでしょうか。