【コラム】

クリエイターのためのライフハック

33 これで迷うことはなくなる?地図にいろいろ手軽に書き込めるサービス

    長谷川恭久  [2007/03/28]

    テキストだけでは行きたい場所に行けない

    Google Mapsは数多く存在する地図サービスの中でもトップレベルの使いやすさと詳細な情報が記載されています。地図の描写もアンチエイリアスがかかっているので読みやすいのが特徴です。このサービス単体でも十分使えるわけですが、それでも行きたい場所へ行けない場合があります。目的地が入り組んだ道にあったり、目印となる場所がなかったりすると地図にテキストの説明を添えてもなかなか上手く相手に伝わらない場合があるのではないでしょうか。地図上に線やマークを書き込めるサービスは幾つかありますが、今回紹介する quikmaps は最も手軽に始められるサービスだと思います。

    quikmapsは気軽に使えるサービス

    quikmaps は会員にならなくてもサービスを利用することができます。トップページに「Draw a quik map」と書かれているリンクをクリックするだけですぐに始められます。無料会員になれば今まで作った地図をアーカイブしたり何度も編集を行えますが、とにかく作って作業を終わらせたいという方は会員登録をする必要はないでしょう。地図の書き込み機能は日本語が使えるだけでなく、機能満載なのが魅力です。直線、フリーハンドのドリーイングいずれも行うことが出来るだけでなく色や線の太さも自由に決めることができます。

    会員ならなくてもサービスを利用することが可能なのでまずは「Draw a quik map」をクリックしてサービスを体験してみるとよいでしょう。会員登録もメールアドレスが不要ですぐに始めることができるので地図を後で編集したい方は登録しておきましょう

    日本語による検索は精度がよいとはいえませんが、都市圏であればある程度絞り込んでくれます

    線の色は「Pick」をクリックすると表示されるパレットから選択できますが、Webサイト構築でお馴染みの Hex 値であればどんな色も再現することができます。マーカーの種類が多いのも quikmaps の魅力です。 Google Maps で提供されているマーカーと似たようなものをはじめ、300種類以上のマーカーから好きなのを選んで利用することができます。マーカーを使うと吹き出しにテキストを記入することができますが、マーカーがなくても Text Label を使えば文字だけを地図上に置けます。

    地図への書き込み機能が充実しているのが quikmaps の最大の魅力です。種類の豊富なマーカー群、色彩が自由なドローングツールと表現の幅も広いです

    作成した地図をWebに公開

    書き込み作業が終えたら、画面右下にある「save and generate code」をクリックしてリンクと Web サイトに貼付けることができるコードを取得します。地図ナビゲーションの種類やドラッグ可能かどうかの設定と見せ方をユーザーは自由に設定して自分のサイト上に公開することができます。また、プレビューされている地図の右下の角をドラッグすることで地図のサイズも変えることが可能です。HTMLのコードを理解している方はコードに数値を直接記入すれば行える作業ですが、感覚的にできるのは便利でわかりやすいです。これらの設定は Web サイトに掲載されたときのみに反映されるので、生成された地図URLを送った場合、それらの設定は反映されません。この設定用のURL を知っている方が再設定を行って Web上で公開することが可能なので、あまりプライベートな情報は載せないほうがよいでしょう(地図を再編集を行うことは会員になった本人以外はできません)。

    作った地図は見せ方の設定を自由に変えて Web上に公開できます。Google Maps の APIの使い方がわからなくても手軽にリッチな地図をサイトに表示できてしまうのです

    作成された地図は Google Earth で見たり、GPX フォーマットに書き出せるので quikmaps 以外で作成した情報を再利用しやすくなっています。言葉で表現しきれない場合は絵で表現することで解決する場合があると思いますが、quikmaps はそれを手軽に解決してくれるだけでなく作ったデータの自由度の高いサービスといえると思います。ただ、地図に書き込みたいという初心者ユーザーからカスタマイズにこだわりたいWeb開発者まで楽しめるサービスに仕上がっています。

    Google Mapsを使ったサービスで意外と少ないのがフルスクリーンモード。地図を大きく広げて書き込まれた情報を見たい方はこちらがおすすめです

    quikmaps で生成されるコードではなく、Widgetbox で提供されている Quikmaps Widgetを使って Web上に公開することもできます。ブログに貼付ける場合はこちらのほうが扱いやすいかもしれません

    quikmaps の編集機能を自分のサイトに組み込むためのライブラリが公開されています。プライベートな情報をやりとりしたい場合はこちらを利用する方法もあるでしょう。Web開発者の方はぜひ挑戦してください


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