【コラム】

クリエイターのためのライフハック

22 Opera Widgetsで情報を集約 - myWiki / To Do Widget

    長谷川恭久  [2006/12/02]

    DS、W-ZERO3でおなじみ、第三のブラウザ「Opera」

    OperaはIE、Firefoxに続く第三の選択として候補にあがるWebブラウザだと思います。最近ではゲーム機やモバイルデバイスに組み込まれているので、そちらで愛用されている方もいると思いますが、デスクトップ用のブラウザとしても『第三の選択』としておくには惜しいほど優れた機能があります。

    ここ1、2年に登場したWebアプリケーションは膨大なスクリプトを使っているものが多く、レンダリングが遅いとそれだけパフォーマンスが落ちてきます。OperaはLinux/ Windows/ MacのいずれのOSでも最速のスクリプトレンダリングを誇っています。つまり、Webアプリケーションを使ってスピーディに仕事をこなしたいと考えている方には、Operaは最高のオプションといえるでしょう。

    Googleが提供しているサービスもOperaで問題なく動作(Google Calendarでは「サポートしていない」旨の警告メッセージが表示されるが、利用することはできる)

    ウィジェットが秘める可能性

    GMailやGoogle Calendarを使うことも、もちろん可能ですが、Operaにはウィジェットと呼ばれるミニアプリケーションが用意されています。公開されているウィジェットのインタフェースの多くは英語ですが、日本語入力ができるものがほとんど。万能ではありませんが、組み合わせ次第で自分だけのワークフローをWebブラウザに組み込むことができるだけでなく、オフラインでも作業ができるので利用価値は高いと思います。

    紹介サイトでは人気のウィジェットからスタッフおすすめのウィジェットまで、800種以上が用意されている。検索すれば自分が求めているウィジェットを見つけてみよう

    特に最近、情報収集は主にネットで行われるわけですが、それらの情報をわざわざ別アプリケーションを立ち上げずにブラウザ内で完結できるのがウィジェットのメリットです。ウィジェットは軽量のプログラムということもあり、複数立ち上げていても全体のパフォーマンスがそれほど落ちませんし、表示の仕方もいろいろ変えられるので、ネットブラウジングの邪魔になることもないでしょう(Windows ユーザーであればAlt+Tabでウィジェットを切り替えることもできます)。

    各ウィジェットのページにある「Download」をクリックすると、すぐにインストール作業が始まる。導入後はOperaを再起動しなくても利用することが可能

    ウィジェットの操作はキーボードショートカットだけで行えるが、[環境設定]→[詳細設定]→[ショートカット]から自分が操作しやすいようにカスタマイズすることもできる

    ウィジェットを右クリックすると、選択したウィジェットをどのように表示させるか設定することができる

    おススメウィジェットを紹介 - myWiki / To Do Widget

    仕事に役立ちそうなおすすめウィジェットは2つあります。まずひとつはmyWikiという小型のパーソナルWiki。Wikiのセットアップを自分でするのが面倒、毎回Wikiが使えるWebサービスへアクセスするのが面倒な方にはおすすめです。

    Wikiというだけあって、Wiki風に文章を書いていくわけですが(WikiWikiの記述ルールを採用)、HTMLタグを織り交ぜて書き込むこともできます。残念ながらテーブル(表組)をサポートしていませんが、慣れれば直感的にノートを整形することが可能です。複数のWikiを立ち上げることができるので、企画にあわせて別々のノートを用意するといったことができるようになります。ローカルのWikiなのでサクサクと新規制作/編集ができるのが良いですね。

    新規作成は、まず検索フィールドに名付けたいWikiを入力し、検索結果に表示される「click here to create it」をクリックする

    Wikiの表記ルールとHTMLを同時に使っても再現される。Wikiの記法を覚えるのが面倒な方は、HTMLを使うのも1つの手段

    タスク管理にはTo Do Widgetがおすすめです。グループ分けやアラートを出すといったことはできませんが、キーボード操作だけで次々とタスクを追加できるだけでなく、タスクのプライオリティ付けや順番変更ができるので、必要最低限のものをコンパクトにまとめているウィジェットです。

    テキストフィールドに次々と書き込めるので操作感は良い。ご覧のとおり日本語も問題なく記述・表示される

    ウィジェットの設定画面でTo Doの表示サイズを設定できる。小さくして邪魔にならないところに常駐させておくと良いだろう

    Web上でタスクを管理していたとしても、常にサービスページを開いておきたくないのであれば、このウィジェットで管理してしまっても良いかもしれません。Webアプリケーションの弱点であるオフライン操作を可能にしてくれるという意味では、こういった簡易タスク管理をウィジェットで行うのは有効かもしれません。

    三段階のプライオリティを設定できる。操作方法はアイコンを見ればだいたい予想がつくシンプル設計で、5分くらい触っていたらすぐに使いこなせるようになるだろう

    最近ではあらゆる作業をWeb上で行うことができますが、スピードや安定性を考えるとデスクトップアプリケーションのほうが優位なときもあります。Opera WidgetsはWebアプリケーションのような性格を持ちつつ、デスクトップアプリケーションのようなスピードと安定性をもっています。自分なりにアレンジすることで独自のOpera環境を作ることができるのも魅力かもしれません。

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