【コラム】

男の家電

25 電球形蛍光灯再び

よしのわたる  [2006/06/27]

以前、E26ソケット用の電球形蛍光灯についてこのコラムで取り上げましたが、今回は、電球形蛍光灯でもE17ソケット用の電球形蛍光灯について取り上げてみたいと思います。ソケットが違うだけで中身は同じなのでは、とお思いの方も多いと思うのですが、実は、E26とE17では、電球形蛍光灯に関しては大きな違いがあります。

E26ソケット用の電球形蛍光灯は、通常のホワイトランプタイプ、ボールランプタイプ、レフランプタイプと、ほぼ、日常的に使用する電球に近い形のものが出そろっています(もちろんすべてというわけではありませんが)。それに対して、E17ソケット用の電球形蛍光灯では、ダウンライトやミニスポットによく使用されるミニレフタイプも、まだ登場していません。一応ミニクリプトン球に近い形のものはありますが、サイズがまだ、そこまで小さくはなっていません。というわけで、E17ソケットの場合は、まだ、すべての照明器具に、電球形蛍光灯を使用できるというわけではありません。

それでもE17ソケットの照明器具に電球形蛍光灯を使いたい

電球を使用する照明器具には、電球を垂直に取り付ける物と水平に取り付ける物とがあります。E26ソケットを使用している器具では、電球形蛍光灯がほぼ電球サイズを実現しているので、どちらの方向に取り付けるタイプでもさほど問題はありません。ところが、E17の場合、電球形蛍光灯がまだそこまで小型化されていないので、この向きが大きな問題になる場合があります。

垂直方向に電球を取り付ける器具なら、もともとの電球と多少形が違おうが、サイズが違おうがなんとか入ってしまうことが多いでしょう。しかし、水平方向に差し込むタイプだとそうはいきません。干渉して入らないというケースも考えられます。なぜそんなことを気にしているのかというと、実は、筆者の家のダウンライトがこのような形状だったのです。

40W形のミニクリプトン球と40W形のミニレフランプ、そして40形の電球形蛍光灯。これだけサイズが違うと、さすがに入らない器具もある

こういう向きに電球を差し込む器具なら、形が違ってもさほど問題はない

こういう向きに差し込む器具が問題

結論からいうと、筆者の家では取りつけることができました。しかし、おそらくこれが限界です。ダウンライトのサイズは、直径が12cm、深さが6cm(一番深い部分で)です。これよりも小さいダウンライトでは、電球形蛍光灯を差し込むことはおそらく不可能でしょう。また、このサイズでも60W形は絶対に差し込むことはできません。

無事取り付けた電球形蛍光灯。ミニクリプトン球と比べると、その大きさが際だつ

また、ミニレフランプが入っていたダウンライトも電球形蛍光灯に変更しました。こちらは、ミニレフランプだと電球がすっぽりと収まるのですが、電球形蛍光灯だと、どうしてもランプが飛び出してしまいます。なので、ここはもう開き直って、一番飛び出すやつ「D形の60W」を取り付けてみました。しかし、これはさすがに邪魔かもしれません。

E26のAタイプと同じぐらいの長さを持つE17のDタイプ60W形。これはさすがに考え直した方がよいかもしれない

電球色のもうひとつのメリット

さて、このように、自宅の白熱電球をすべて電球形蛍光灯にリプレイスしました。蛍光灯には普通、「昼光色」「昼白色」「電球色」があり(メーカーや製品によって、さらに種類が多い場合もある)、筆者は、昼白色をセレクトしています。ところが、メーカーの方に聞いたところによると、どうも昼白色のランプは昼光色や電球色に比べてシェアが低いとのことなのです。確かに昼光色のほうがぱっと見が明るいため、選択されやすいのではないかと思いますが、電球色にも負けているとは思っていませんでした。電球色には、柔らかい光という電球色ならではの良さもある反面、交換しても変わった感じがしないと筆者は思うのですが。

シーリングライトに入っている電球を

電球色の電球形蛍光灯に変えても、ほとんど違いが分からない

電球形蛍光灯に交換したという実感を得るには、やはり蛍光灯らしい色合いのランプを

すべての電球を昼白色の電球形蛍光灯に交換したのですが、ここで、恐ろしいことを発見してしまいました。昼白色にすると、今まで気がつかなかった汚れまでもが、はっきりと見えるようになるのです。筆者が掃除をサボっているというわけではないのですが、今までの白熱電球では気が付かなかった部分が、ちょっと何とかしなくては、という状態に見えます。

そういうわけですので、潔癖症ぎみという自覚のある人は、決してすべてのランプを昼白色に換えようなどと思わないほうがいいと思います(いや、むしろ換えた方が精神衛生上よいのだろうか)。筆者はこれから掃除モードに入ります。

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