【コラム】

男の家電

18 予備のキープ量は必ずしも使う量に比例しない

    よしのわたる  [2006/04/17]

    家電関連製品で予備をキープしておくものの代表的なものといえば、電球、蛍光管、そして乾電池といったところでしょう。

    電球や蛍光管は、ワレモノであるうえ、そこそこかさばります。また、交換時期がすべて同時にやってくるわけではないので、それほど大量にストックしておく人はあまりいないでしょう。せいぜい1セットといったところではないでしょうか(もちろんグロースタートの場合にはグロー管も)。筆者の住居の場合、蛍光管は20Wの直管しか使用していないので、これだけを1~2本ストックしておけば十分です。また、電球はミニクリプトン球を、これもやはり1~2本ストックしておけば不自由することはありません。

    よく分からないのが、乾電池です。皆さんの家では、乾電池で動作するものをどのくらい使っているでしょうか。筆者の場合、リモコンが4台、そして時計が2台、ポータブルCDが1台、デジタルオーディオプレイヤーが1台、そして懐中電灯が2台でした(押し入れの奧とかを探せばまだ出てくるかもしれませんが、それらは全く使われていないのでカウントしていません)。これらの機器に使用されている電池は、リモコンはすべて単四電池を2本使うタイプ、時計はすべて単三電池を2本使うタイプ、ポータブルCDは単三電池を2本、デジタルオーディオプレイヤーは単四電池を1本、懐中電灯は1つは単三電池を4本、もう1つは単四電池を1本でした。

    リモコンや時計の場合、電池はそれほど頻繁に交換する必要はありません。普通に使っていて、1年以上もつというのが当たり前です。懐中電灯は、つけっぱなしにしておけば、すぐに電池は消耗してしまいますが、PC内部のコネクタの抜き差しのときぐらいにしか使わないので、これもほとんど交換の必要はありません。というわけで、日常的に電池を交換する必要があるのは、ポータブルCDとデジタルオーディオプレイヤーということになります。ところが、筆者はこれらの機器にNi-MHバッテリーを使用しています。

    となると、本来なら予備として持っておいた方がよいのは、単三も単四もMAXでせいぜい4本程度で十分ということになります。

    ところが、実際に筆者が予備としてキープしている電池は、こんな感じです。

    何故こんなに乾電池をキープするのか

    だいたい、筆者の部屋には単一や単二、6Pなどの電池を使用する機器は1台も存在していないはずなのですが、なぜこれらの予備がキープされているのでしょうか。

    世の中には、なんでもかんでも予備を用意しておかなければ気が済まないという人がいます。筆者もその1人かもしれません。たとえば、プリンタのインクカートリッジやFAXのインクリボンなどは、いくつも予備を用意しておかないとなんとなく不安だし、プリンタ用紙なども同様です。また、筆者はブリタの浄水器を使用しているのですが、この予備のカートリッジは8個もキープしています(1個で8週間持つので64週分)。果たして、1年後も筆者がこの浄水器を飽きずに使っているのかという点には疑問が残るのですが、持っているので仕方がありません。

    話はそれましたが、乾電池には使用推奨期限というものが設定されています。これは乾電池本体やパッケージに記載されているのですが、要するに、その期限内ならば所定の性能を発揮できるというものです。食品の賞味期限や消費期限のように、それを過ぎたら危険と言ったものではありませんが(使用推奨期限を過ぎて容量が減少している乾電池と新しい乾電池を一緒に使用すると、古い乾電池のほうに過放電が起こって液漏れが発生する可能性があるので、危険が全くないとは言い切れないのですが)、マンガン電池やアルカリ電池であっても、自己放電により徐々に容量が減少していくため、いつまでも保管しておけるというものではありません。使用推奨期限はメーカ-によって異なります。以前は、単三・単四・単五が2年、単一・単二が3年というものが多かったのですが、最近では使用推奨期限が5年というタイプが主流になってきています。

    というわけで、筆者のキープしている電池の使用推奨期限を調べてみたのですが、けっこう過ぎてました。単一と単二は20世紀の電池です。こういうことがあるので(筆者だけなのだろうか)、電池の買いすぎには注意しましょう。

    もちろん使用推奨期限内の電池もある

    98年12月というのはいくらなんでも

    今回一番古かった電池97年9月という使用推奨期限

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