【コラム】

男の家電

9 水出しコーヒーが作れるコーヒーメーカー「ACO-A060」

    よしのわたる  [2006/02/13]

    先週注文したコーヒーメーカーが届きました。巨大です。今まで、筆者が使ったことのあるコーヒーメーカーの、どう考えても倍以上のサイズです。オフィス用のコーヒーメーカーに匹敵するサイズです。

    とにかく巨大なコーヒーメーカーが届いた

    ACO-A060は、ペーパードリップ式の一般的なコーヒーメーカーとして使うこともできるのですが、筆者は恐らく、これで普通のコーヒーを入れることはないでしょう。とにかく、水出しコーヒーを入れる機械が自宅にあるという1点だけで、結構満足していたりします。

    さて、ACO-A060で水出しコーヒーを作るのには、3~6時間掛かるとマニュアルに書かれています。つまり、水出しコーヒーは、飲みたいと思ったときに作り始めたのでは遅すぎということです。6時間後にコーヒーが飲みたくなるに違いないということを予知して、作り始めなければならないのです。というわけで、今コーヒーを飲みたいというわけではないのですが作り始めます。

    マニュアルには、用意するコーヒー豆は、「細挽き、または中挽きのものを使いましょう」「深煎りの豆がおすすめです」と書かれています。というわけで、今回はとりあえず近所のドトールコーヒーで、エスプレッソ用のコーヒー豆を買ってきました。

    ACO-A060は、MAXで一度に6杯分の水出しコーヒーを作ることができるのですが、その際に使用するコーヒーの粉の量は、計量カップで9杯と、通常のコーヒーの1.5倍の量となっています。ところが、マニュアルには使う粉の量しか書かれていません。豆の場合はどのくらいの量を使えばよいのでしょうか。よく分からないので、とりあえず、9杯入れてみて、その後何度か調整して適切な値を探っていきたいと思います。

    筆者の持っているコーヒーミルは、それほど大容量ではありませんので、2回に分けて豆を挽きます。次に、ペーパーフィルターをセットして、挽いたコーヒー豆を入れます。筆者は、今まで一度にこれほどの量のコーヒー豆を使ったことはありません。本当にこれで正しいのでしょうか。

    ほぼ、CD-Rと同じ直径にコーヒー豆が山盛り状態。本当にこれで良いのか不安に陥る

    さて、マニュアルには「コーヒーに水をかけて軽くかき混ぜ、表面を軽く固めるようにならす」と書かれています。どのくらい水を入れて、どのくらい湿らせればよいのか分からないのが不安ですが、量が書いてないということは、きっと、多くても少なくても、致命的な失敗にはならないということなのでしょう(と解釈することにする)。

    さて、コーヒーをセットしたら、次は水のセットです。マニュアルには、ミネラルウォーターはあまり使わないほうがよいと書かれていたので、浄水器の水を使用します。

    規定の量の水を入れる

    水出しコーヒーを入れる際の動力は、重力です。つまり、このACO-A060を水出しコーヒー用に使う場合、コンセントに繋いでおく必要はまったくありません。

    水を入れたら水量の調整を行います。本体中央にあるつまみを「STOP」と「FULL」の間で動かし、1秒間に1滴の速さで水が落ちるように調整すると書かれています。これは結構難しい作業です。というのも、このつまみが、バックラッシュが大きいというか、右に回したときと左に回したときとで、同じ位置でも、水が出る量に差があるのです。ものすごく昔のラジオで海外の短波放送を受信するときのような感覚です。

    この調整が結構難しい

    何とか、1秒1滴を達成し、あとはひたすら待つだけです。30分経過しました。順調に水が落ちていきます。しかし、サーバーにはまだ何も落ちてきません。先ほど振りかけた水の量が少なかったのでしょうか。とはいえ、水タンクには、まだ大量の水が入っているので、多少時間がかかっても何とかなるでしょう。

    2時間後、ふと見ると水が止まっていました。つまみを少し「FULL」のほうに動かします。

    6時間後、まだ水タンクの水は半分程残っています。途中でタイムロスがあったせいもあるのでしょうが、このままのペースだと、すべての水が落ちきるまでに12時間程度ということになってしまいます。さすがにそこまでは待ってられないので、とりあえず一度水を止めて、でき上がった(ことにして)コーヒーを飲んでみることにします。

    6時間後、水がまだ半分程度残っている

    完成した(ことにした)水出しコーヒー。けっこう濃くて美味しいのだが、ここまで来るのにすでに6時間

    コーヒーの味自体は、そこそこ満足のいくものでした。今回はアイスコーヒーにしましたが、ホットで飲む場合は電子レンジの牛乳温めモードを使うとよいようです。

    しかし、今のところ、1晩ほうっておけば簡単に水出しコーヒーのでき上がり、という具合にはいきません。時々様子を見て微調整をする必要があるようです。6~7時間ずーっと、水が落ちるのを見張っているわけにもいきません。水量の調節や、粉の湿らせ具合、固め具合によって変わってくるのでしょうが、正しいポイントを見つけるまでには、しばらく試行錯誤が必要なようです。

    今回の結論
    新しいコーヒーメーカーを買ったら、一時的にコーヒーを入れる手間が増えてしまった

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