北海道新幹線新青森~新函館北斗間開業にともない、在来線特急「スーパー白鳥」「白鳥」も運転取りやめに。開業4日前の3月22日未明から「地上設備最終切替」が行われるため、「スーパー白鳥」「白鳥」の最終運転日は2016年3月21日となる。

789系8両編成(基本編成6両・増結車2両)で運転される特急「スーパー白鳥」

増結車の785系300番台。大雪の中、本州方面へ走り去っていった

特急「スーパー白鳥」は789系(0番台)6両編成が基本で、多客期などに増結されることも。東北新幹線八戸~新青森間開業にともなう2010年12月のダイヤ改正から、増結用の車両に785系(300番台)が加わった。従来の785系とは異なる萌黄色の塗装が施され、789系と連結する側の車両の運転台が撤去されるなど、異色の車両となっている。

なお、特急「スーパー白鳥」が運転終了となった後の789系0番台に関して、「安全投資と修繕に関する5年間の計画」の中で、785系の一部老朽代替(37両中27両淘汰)を目的に札幌圏へ転用することが示されている。