2015年3月14日の上野東京ライン開業で、宇都宮線・高崎線と東海道線の相互直通運転が開始される。これら3路線では、国鉄時代から活躍してきた片側3ドアの近郊形電車211系を置き換えるべく、ここ数年でE233系3000番台の投入が一気に進んだ。

宇都宮線の普通列車に使用されるE233系3000番台

E233系3000番台は湘南色の帯を巻いた片側4ドアの電車。基本編成(10両)にはグリーン車が2両連結されている。2008年に東海道線でデビューし、当初は1編成のみのレアな車両だったが、2011年以降、本格的な増備がスタート。いまではE231系(近郊形タイプ)とともに、宇都宮線・高崎線・東海道線の主力車両となった。