常磐線中距離電車の主力車両として活躍する交直流近郊形電車E531系。2015年3月14日の上野東京ライン開業で、常磐線は品川駅までの直通運転が実現。平日データイムは土浦方面からの一部列車が品川駅まで乗り入れるという。

常磐線中距離電車のラインカラーは青。E531系にも受け継がれた

E531系は403系・415系などの置換えを目的に開発された車両。2005年7月にデビューし、後にグリーン車も組み込まれた。最高運転速度は時速130kmで、特別快速は上野~土浦間を最短55分で結ぶ。車体はE231系に準じた構造とされているが、車体前面のデザインなど、2006年デビューのE233系にも影響を与えた車両といえる。