健康を維持する秘伝のレシピを伝授します

どこにでもある"ヘルシー"なレシピではなく、からだの改善、不調などの症状に対応する"栄養科学的"な旬の食材にこだわった簡単に作れるレシピ集。土日祝日、休刊日を除いて毎日更新!

新鮮な絹さやの選び方

今回の料理に使う絹さやは、鮮度が早く落ちてしまうので、なるべく新鮮なものを選び、早めに使い切ろう。新鮮なものは、さやに艶や張りがある。さやの先に生えている短いひげが、ピンとしているものを選ぶとよい。

絹さやの海老そぼろ スライスアーモンド風味

みずみずしい肌をつくるのに欠かせない栄養素のうち、コラーゲン、ビタミンC、β-カロテン、そしてビタミンEを一度に摂れる料理をご紹介。シャキシャキとした絹さやの食感と海老そぼろのうま味に、アーモンドのコクを加えた一品だ。

細胞同士をつなぐコラーゲンは、ビタミンCによって生成される。また、β-カロテンは皮膚の分化を促進し、粘膜を健康に保つ働きがある。今回の料理には、このビタミンCとβ-カロテンを比較的多く含む絹さやを使う。料理にコクを加えるアーモンドには、毛細血管の血行を促進し、栄養を隅々まで運んでくれるビタミンEがたっぷり含まれている。

【病態】 美肌
【栄養素】絹さや :ビタミンC、海老:コラーゲン、アーモンド:ビタミンE
【栄養価(1人分)】エネルギー:135kcal、ビタミンE:4.7mg、ビタミンC:15mg
【ジャンル】副菜

材料(2人分)

食材
1 海老 150g
2 絹さや 50g
3 少量
4 アーモンド(スライスされたもの) 15g
5 生姜 小さじ1/2
6 ごま油 小さじ1
7 うすくち醤油 大さじ1
8 大さじ1

作り方

(1) 海老は背わたを抜いて殻をむき、包丁で細かくたたく。絹さやは筋を取り、少量の塩を加えた熱湯でさっと茹でる。アーモンドはフライパンでから煎りし、生姜はみじん切りにしておく

(2) フライパンを熱し、ごま油と(1)の海老、生姜を入れ、7~8で味付けをする。強火で汁気がなくなるまで一気に炒める

(3) 器に(1)の絹さやを盛り付け、(2)の海老そぼろをふりかける。最後に(1)のアーモンドをトッピングする

余った海老とアーモンドでもう一工夫!

アーモンドのスライスを海老フライの衣として代用。アーモンドスライスをつけた海老を油で揚げたり、オーブンで焼くと、さっぱりした味わいとコクが楽しめる。

(注) このレシピは、病気の治療を目的とするものではありません。個々の症状については、早めに医師に相談しましょう。当方では一切の責任を負いかねます。