子育てに便利なモノって、たくさんある。子どもが小さいときは何かと手がかかるもの。なるべく便利な商品を利用して、ラクできるところはしてしまったほうがストレスはかからない。子どもがまだ小さかったときにあったら便利だろうに……と思うものは先日紹介したタカラトミーの「xiao(シャオ)」だけではない。実は、ほかにもあるのだ。しかも、こんなに便利だったとは! と、最近気づいた商品がある。

それはブラザー工業の「ピータッチ190」。ラベルライターである。名前なんて、手書きが基本でしょっ。などと、思っている方もいるだろう。私もそうだった。実は、娘のクラスでは多くの子がラベルライターで持ち物に名前を書いている。それを知った娘は、以前ラベルライターを買ってくれと私にねだったことがある。が、私は娘に「名前は自分で心を込めて手書きするものだ」と言って買わなかった。結局、クリスマスプレゼントはDSのゲームになり、そのまま年を越した。しかし、あることがきっかけで、最近ピータッチ190が手に入った。使ってみると、これが意外とハマるのである。「名前は手書きがいい」と言っていたのに……。一貫性のないダメ母親である。が、自分の名前がテープになって出てくるのが楽しいのである。

ミッキー好きにはたまらない

「ピータッチ190」ミッキーモデル。ほかに、プーさん、スヌーピー、ハローキティのバージョンもある

私が入手したのは、「ピータッチ190 キャラクターモデル」である。このシリーズは、ミッキー、プーさん、スヌーピー、ハローキティと、キャラクター4種類のバージョンがある。私が使っているのはミッキーのモデル。ボディの前面にミッキーマウスのイラストが描かれている。仕事で使うラベルライターなら、シンプルなものがいい。が、子どもと一緒に使うものはカワイイもののほうがいいのだ。そんな願いを叶えてくれる商品なのである。ミッキーの絵がボディに描いてあるだけではない。ラベルにもミッキーの顔を印字させることができる。さらには、テープもキャラクター柄のものが発売されている。私はスヌーピーも好きなので、テープはスヌーピー柄で、ミッキーのイラストを印字させたりしている。違和感があるが、悪くはないと自分では思っている。

使い方は簡単。自分の名前を入力して、印刷するだけである。できあがったテープを、ノートなどに貼り付ければ完了だ。名前の入力は、携帯電話の入力と同じように、テンキーを押して文字を選ぶ。江口陽子の「え」は、テンキーの「1 あ」を4回押せばいいのだ。「えぐち ようこ」と入力したら、「変換」ボタンを押し、該当する文字を選んで「確定」ボタンを押せばいいのである。「機能」ボタンを押すことで、枠をつける、フォントを選ぶなど、さまざまな機能を楽しむことができる。なかでも、デコラベル機能は楽しい。ちょっと複雑なパターンを実現してくれるのだ。

フォントは4種類内蔵。写真はペンモードで書いたもの。アルファベットがかっこうよく書ける

デコラベル機能を使用すると、一度に二種類の名前を入力できるなど凝ったラベルもつくれ、片方をアルファベットにして、もう一方をひらがなにするという選択肢もある。何種類か試しているうちに、ハマってしまうのである。

デコラベル機能で名前を書いてみた

プレゼントにメッセージを貼るといい?

もう一つ、夢中になるのは「できてる! ラベル機能」。こちらは「Happy Birthday」とか「Merry Christmas」とか、あらかじめ文言が設定されているのだ。誰かに贈りものをしたいときに、プレゼントに貼っておいたら、おしゃれである。もうすぐ、ホワイトデーだ。「Love」などと描かれているラベルもある。別に、おすすめしているわけではないが、ある意味、男性にも「使える」商品だといえる。できてる! ラベル機能で「Love」のメッセージを送ったら、きっと相手の女性は喜ぶに違いない(100%保証しているわけではないが……)!?

飾り枠で書いたもの。枠は75種類用意され、選びきれないほど

そういえば、知り合いの英語に詳しい人の話によると、「おめでとう! 」は"Congratulation"と書くのではなく、おしまいに"S"が付くのだそうだ。Congratulationsなのである。確かに、できてる! ラベル機能で印刷してみたら、Congratulationsになっていた。英語の勉強にもなる。

「できてる!ラベル機能」を印刷した。「Thank you!」などのお礼、「猛犬注意」といった注意など、種類は豊富だ

ところで、子どもの中には幼稚園の頃から、しっかりと字が書ける子とそうでない子がいる。子育てに対しては、いろんな意見があって、絶対的な正解はないと言われている。その子に合った方法が一番よいのである。正しいかどうかは別として、子どもは小さい頃から読み書きができて当たり前という方針の家もある。でも、親が何も言わなくても、自らきちんと勉強する子はわずかである。子どもが小さいうちは、大抵は勉強はあまり楽しくないと思っている子が多い。そんなとき、息抜きにピータッチ190 キャラクターモデルは使える。これなら楽しいので、子どもは積極的にラベルを製作するはずだ。その過程で、文字の入力や文字手順が出てくる。自然と文字に親しむことができるに違いない。だからといって、書けるようになるかどうかは別である。文字に親しみが湧く。読める。この二つだけでも充分である。ほかにもある便利な機能についての詳細は次回に譲る。

イラスト:YO-CO