【コラム】
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休日、お出かけの用事があるときに、どのくらい支度に時間をかけているのだろうか。ぐうたら主婦は出かけるまでに時間がかかる。行き先にもよるが、おしゃれして友人とお食事をするときは、2時間かけて支度をすることもザラである。洗髪、ヘアメイクそしてお化粧と着替え、丁寧にやると2時間でも足りないくらい。男性のようにひげを剃ればほぼ終わりというわけにはいかないのだ。
マンションエントランスにある郵便ポストを見に行くときは、さすがに化粧はしない。ただし、人に汚い格好を見られるのがイヤなので、帽子を深くかぶる。誰かに会っても私だとわからないようにしてから部屋を出るのだ。
支度の時間がもったいないのはわかっている。めかし込む時間があるのなら、その時間を家の掃除などの家事にあてればいいのに……。などと、自分で突っ込みながらも、やめられないのである。そんなわけで、時間のムダを削減するために、ぐうたら主婦はなるべく家から外に出ないようにしている。(本当は面倒くさがり屋の言い訳にすぎない)
それはそうと、この出不精な性格ゆえ、困ったことが生じたのだ。以前、このコーナーで体重体組成計「カラダスキャン」を紹介した。覚えていただいているとしたら、涙が出るほどうれしい。ありがとー、である。覚えてなかったとしても、今ここで読んでくださっている方がいることはありがたいことだ。
そこでだ。ぐうたら主婦はその記事の中で、体重体組成計に乗ったことをレポートした。そして、体年齢なるものを量ったところ、なんと47歳と突きつけられてしまったのだ。私の脳年齢が80歳と言われるのと同じくらいショックだ。若返るには、運動が必要。エアロビ教室に通うか、ダイエット用のDVDを購入して家で踊るか。ぐうたら主婦は迷ったあげく、DVDを購入することにした。家で踊れば支度をしなくても良い。なんとも安易な選択理由だ。それは置いておいて、順調な出だしにズボンも気持ちゆるくなった気がする。体年齢は変わっていないのだけれど。気分が良いので続けていた。
ところがである。ぐうたら主婦はせっかくDVDを買ったのに、途中で使うのをやめてしまった。早い話、飽きてしまったのだ。同じ音楽、同じ動きの繰り返しにうんざり。我ながら、期待通りの性格に苦笑してしまうほどだ。好きなことには一生懸命になるのだが、こと普段の生活となると、がんばるとか努力するとか全くできないのだ。
そんなダメダメなぐうたら主婦でもできるダイエット方法はないものか、と探していたときのことだ。友人から、母上が「テレビを見ながら乗るだけでOK」というフィットネスマシンを使っている、という話を耳にした。フィットネスマシンに対しては、あまーいうたい文句に釣られて買ってみたが、1か月後には粗大ごみ、そんなイメージを抱いていた。ところが、その母上は長い間毎日続けているらしい。多くの人は1日のうち1回はテレビを見る。これは日常の生活のなかに取り込めるので、わざわざ時間を作る必要もない。今までの生活のなかにすんなり入っていくことができるところが粗大ごみとならない理由のようだ。
いったいどんなフィットネスマシンを使っているのか。訊いてみたところ、松下電器のジョーバフィットだという。このマシンは馬の動きをよりなめらかに再現。ユーザーは乗っているだけで、引き締まった身体、しなやかな身体が作れることを目標として開発されたマシンだ。馬のような動き方をするので、またがっているだけで、乗馬クラブで馬に乗っている気分。テレビを見ながら乗っていれば良いのだから、忙しい人にとってはうれしい限りだ。
松下電器によると、ヨーロッパでは、乗馬は身体のためにいい、という考えが古くからあったのだとか。さらに、近代医学では「乗馬療法」なるものがあり、リハビリテーションなどにも使われているらしい。そこに松下電器が目をつけたのだ。もともとこの製品はエルダー層に向けて作られたものだ。それもあってか、まず価格が18万6,900円とかなりお高い。しかも本体寸法が幅42×奥行87cmとでかい。子どもが独立して部屋が余っているお宅なら問題ないが、そうでない家庭では置き場所に困るはずだ。そのうえ生活にゆとりがない人は、価格が高いから買えない。そんなわけで、この商品は魅力的なことは確かだが、ぐうたら主婦には「買い」だとは思えなかった。親の世代にならオススメ出来る、高齢者向けの商品なのではないか、という結論に至った。
しかしだ。ぐうたら主婦は大きな勘違いをしていたことに気づく。6月20日。松下電器のニュースリリースを見ると、ジョーバEU6442の後継機を発売するというではないか。乗馬フィットネス機器「ジョーバフィット」EU6310。発売日は7月1日。こちらは本体寸法、幅約42×奥行約61cm。写真左。右の従来機種と比べると随分コンパクトになっているのがわかる。私が今座っている椅子がおよそ幅44×44cm。オフィス用の椅子よりも奥行きがおよそ1.5倍に。邪魔にならない大きさだといえる。しかもお値段は、某家電量販店において79,800円で売り出されていた。ダンゼン安くなっている。これは「買い」ではないか。早速、試しに乗ってみた。(つづく)
(イラスト:YO-CO)
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