人を愛する気持ちは世界共通のはず。でも、国や文化が違うと、恋愛・結婚事情はちょっと変わってくるのかもしれません。そこで今回は、外国人20人に聞いた「母国と日本の恋愛・結婚の違い」をご紹介します。

・日本人のカップルはケンカとかがあっても我慢する。母国ではすぐ別れる(スペイン/男性/30代前半)

全部を我慢しているわけではないと思いますけど、一回冷静になって仲直りする方法を考える人が多いですよね。日本にはケンカするほど仲がいいって言葉もありますし。

・母国では、カップル・夫婦は肉体的でも言語でも愛情を1日に何回も示さないといけないです。日本人のカップルは愛情を示しますが、静かで落ち着いた示し方があるようです(アメリカ/男性/30代前半)

いつもラブラブならできるのかもしれませんけど、何十年たってもっていうのは難しそう。個人的には、1日に何回も「愛してる」ってお互いに言わなきゃいけないのは大変そうと思ってしまいます……。

・ウクライナでは女性が結婚しても仕事を続ける人が大半を占めている。また、ウクライナでは、専業主婦の習慣がなく、共働きを選択する女性が多いです(ウクライナ/女性/30代前半)

女性としては絶対に働きに出るとか、絶対に家庭に入るとか決められちゃうのは嫌かも。その点、日本は選択の幅が広くていい?

・ウズベキスタンだと、男性は好きな女性とデートする時に必ず花をあげたり、一緒に出掛ける時に必ず女性にごちそうすることとなっています(ウズベキスタン/女性/20代後半)

女性にとっては理想的なデートですね。日本に来て、デートでも割り勘があることに驚いたかもしれませんね。

・母国では結婚する前にエッチをしてはいけないです。昔の日本も今の母国と同じだったらしいですが……(シリア/男性/30代前半)

日本でも今と昔とでは恋愛事情も違いますからね。海外にあこがれを持っている人はいると思いますが、それとこれとは違うような……。

・日本では浮気をしても結婚生活を続けるケースが多いようですが、ドイツでは愛情がなくなれば別れるケースが多いように思う。入籍しない事実婚も法的な婚姻と同様に見なされ日本と比べて社会的に認知され、法的にも守られています(ドイツ/男性/30代後半)

日本の皆が皆、浮気に寛大なわけではないですが、ただ、いろいろな問題で離婚しない人がいるのも事実かもしれません。何事にも大切なのは愛情があるかどうか、ですね。

・お見合い結婚や合コンはないです。お見合い結婚はあんまり賛成できないですが、合コンという発想はおもしろいです(イギリス/男性/40代前半)

そういう場合、どこで出会うのでしょうか?日本では街コンなどの婚活イベントも増えてきて、皆が出会うためにいろいろ策を講じているのに……。海外では、出会いは職場恋愛や友達の紹介のみ?

・日本では女性の方から男性にアプローチしたり、告白したりするのもできますが、イランでは社会的に認められないことです。アプローチは基本的に男性の方からです(イラン/女性/20代後半)

社会的に認められないっていうのもすごいですね。草食系男子と肉食系女子、きれい男などが話題になっている日本では、あまり考えられないことかも?

・母国では、同棲生活は普通のことではありません。そのため、若いうちに結婚する人が多いです(インドネシア/男性/40代後半)

同棲していると、ズルズルと時がたってしまって結婚のタイミングがわからなくなる……なんて人もいるといいますからね。同棲を禁止されているほうが若いうちに結婚する人が増えるのかも。

日本では問題なく行っていることも国によって社会的に禁止されていることもあるようです。愛の形は人それぞれ……ともいいますが、日本と外国の恋愛・結婚を比較してみると、いろいろと違うことがあるものですね。