普段と違う景色を見たり感じたりすることができる旅行。旅先だから…といつもと違う過ごし方をしたり、その土地に合わせた行動をしている人もいるのではないでしょうか。そんな日本人の姿を外国人はどう思っているのか。そこで、外国人に「旅先で見る、日本人の不思議な行動」について聞いてみました。

・夕方になるとみなさん構わずパジャマで外出すること。そっちこっちにパジャマのまま歩いている男性が普通にいましたのには驚きました(ブラジル/女性/50代前半)

旅先では、浴衣のまま外に出たり、スウェット姿で旅館をウロウロしたりしますが……普段なら絶対にしないですよね。

・夏にも温泉に行く。暑くないですか?(イタリア/女性/30代後半)

夏の暑い温泉も最高!という人も多いようです。緑に囲まれた露天風呂っていうのも、また風情があっていいものです。

・とある神社で実際に手持ちのお金を洗うこと。日本人の妻と一緒に訪れた時に二人で一生懸命お金を洗い印象的で楽しい思い出になりましたが、洗ったお金が倍になるという説明が書かれていたのにその後も全く増えていない(笑)(ドイツ/男性/30代後半)

外国人にとっては、珍しい光景ですよね。もともとは、財宝を洗い不浄を洗い清め、それによって福徳利益がもたらされるということだったそうですよ。

・有名なところに行くと何時間も並びます。とても寒い冬の日に小さいけど有名な京都のお寺に入るのに2時間以上も待っていました(スイス/女性/50代前半)

旅行だと、「わざわざ来たんだし……」という思いがあって、並んじゃうものなんですよね。でも、日本人は行列をよくつくるっていいますし、ちょっと慣れているところもあるのかもしれません。

・日本の旅館で、みんな早く寝て、早く起きること。夜遅くまで、お酒を飲んだりカラオケをしたり夜あそびをせずに、早く寝て、早く起きて、朝ご飯を6時から食べていた。外国だったらみんな夜あそびして、朝はダラダラ寝ていると思う。休みの日もまじめな日本人はすごい(マリ/男性/30代前半)

朝早くから出発する人のために、旅館の朝食も朝早くからやっていたりしますよね。旅行先でも、早めに動いて時間を無駄にしないようにするのは日本人ならではなのでしょうか?

・和室旅館の場合は、部屋で夕食をとり、ちゃぶ台と座いすで足と腰が痛かった(中国/女性/30代後半)

お部屋食は日本の旅館ならではのサービスかもしれませんね。周りに気を使わず気兼ねなく楽しめますが、和室に慣れていないとつらいのかも。ホテルにもルームサービスはありますが、旅館のお部屋食は、次々と料理が運ばれてきたり、ちょっと特別感があって楽しいんですよね!

旅館での行動は、特に不思議に思われているようです。旅館で朝までダラダラ寝ないのがすごいっていう感覚は、外国人ならではかもしれませんね。