Evernoteに最近追加された機能の1つに「ノートリンクの作成」があります。これは、Evernoteの「ノート」への「リンク」を作り、そのリンクをクリックすればリンク先のノートへ移動することを可能にする機能です。

感覚的には、クリックすれば別なURLに飛べるインターネットの「リンク」と同じことが、Evernoteの中でも自由にできるようになったと考えてよいでしょう。

では一体、このノートリンク機能はどのような時に使えばよいのでしょうか?

すでにタグやノートブックと言った整理方法が存在するなか、わざわざ「リンク」を作るような価値はあるのでしょうか。今のところ、ノートリンクを使うことで得られるメリットは2つあると考えています。

ノートを1ヵ所にまとめて見やすくするため

例えば、Evernoteを使って旅行の計画を立てている時。

いろいろと行きたいところのWebクリップを集めたり、持っていくものを考えたり、申し込みのメールを転送しておいたりするでしょう。

さまざまな情報をEvernote1ヵ所にまとめておくことができるのは便利なのですが、ノートが増えれば増えるほど一覧性が損なわれます。

ノートリンクを使ってこうした複数の資料を1つのノートにまとめておくことで、全体の一覧性が上がります。さらに、「どんなことをやっておくべきか?」、「足りないものは何か?」、こうしたことをノート1つだけでじっくりと考えることが可能になります。

ハワイ旅行に必要なノートをまとめた例

ノートを減らして見やすくするため

「ノートを減らしてノートブックの一覧性を高める」という目的で、ノートリンクを活用することも有効です。

私はEvernoteの中に「すぐ見る使う」というノートブックを作っています。ここには、例えば、よく使う「リスト」だったり、頻繁に手を加えるようなテキストファイルやすぐに取り出したいファイル(自分のアイコンなど)をすべて雑多に入れていたりします。

ノートの数が10~20程度であれば比較的快適に利用できるのですが、ノートが30を超えてくると、だんだんと「すぐ見る」ことも「すぐ使う」こともできなくなってきてしまいます。

これをノートリンクでまとめてしまうわけです。

例えば、「すぐ見る使う」に入っていた「リスト」を1枚のノートにまとめてしまうことで、「すぐ見る使う」内の一覧性を高め、なおかつそれぞれのノートにもアクセスしやすい環境を作成することが可能になります。

リストを1枚のノートに「リスト」としてまとめた例

五藤隆介(ごとう りゅうすけ)
1980年愛知県生まれ。愛知県在住。
ブログ「goryugo, addicted to Evernote」主宰。「ライフログ」をキーワードにEvernoteにすべてを記録することの試行錯誤とその成果などをブログで公開中。

ブログメディア「シゴタノ! 仕事を楽しくする研究日誌」にも寄稿中。
著書『たった一度の人生を記録しなさい -自分を整理・再発見するライフログ入門-』が2011年9月30日に発売予定。

筆者ブログ「goryugo.com」、ツイッターのアカウントは

@goryugo