モノと丁寧に付き合い、"ミニマリスト"を目指すパンダ「おはぎ」さんがシンプルな暮らしをコミックとエッセイで紹介します(毎週木曜日更新予定)。

勉強全くしてなかった学生時代

お恥ずかしいくらい勉強をしてこなかった人生です。「絵を描くくらい勉強してみなさい」としょっちゅー怒られてました。そりゃ無理だぜお母さん。そんな私でもテスト前は一応勉強を形だけでもしていましたが、音がない空間が苦手だったのもあるのですが、勉強中に音楽やラジオは必須でした。

いつも部屋がきれいで勉強中は無音で取り組んでいた姉を不思議に思っていました。姉はとても成績優秀だったのですが、今思えは整頓された部屋、無音の部屋という刺激の少ない場所で集中して勉強をしているので、私が散らかっててうるさい部屋でだらだら勉強をするのと比べものにならない密度の学習ができていたのではないかなと思います。

情報過多にまひして気づかない効率の悪さ

最近まで、音楽を聞きながらの作業が特に効率悪いとも思っていませんでした。むしろ1つの行動で2つ楽しめることが好きでした。テレビで映画を流しながらパソコンの作業をしたりなんてことも!

それを好んでやっていた頃の部屋はとても散らかっていて、パソコン周りに漫画やソフト関連の参考書の平積みタワーがいくつもありました。もちろんそのタワーには作業に気乗りしなかったら手が伸びます。こんな状態で作業の進みがいいわけありませんね。

本当に集中力が欲しいときに助けてくれるのは音楽でも、手近に置いていたソフトの参考書でもありませんでした。部屋を片付け断捨離を進め、部屋にあるものを厳選して、少ない家具、少ない刺激で生活をしている中で、それらは作業効率を上げるツールではなく、逆に集中できなくなってしまうものだということに気が付きました。

片づけてから作業をしよう

よく試験勉強の前には片づけがしたくなるというのはテスト前あるあるですね。現実逃避の行動として言われていますが、あれはありすぎる雑念を本能的に排除しようとしている行動からきているのではないかなと最近では思います。

「あれ片づけてからじゃないとな~あれ終わらしてからじゃないとな~」という余計な不安や情報があると作業に集中できません。私もブログや記事を書き出す前には家事を全て終わらせて作業が終わった後は布団ダイブするだけの状態にしています。他に逃げ場をなくし、作業に集中するためでもあります。作業するためだけになるべく集中できるようにしているからでしょうか、苦手だった文章を褒められることが増えてきました。これも集中して取り組める環境を作っているおかげかなと思います。

片づけを辞めてみる

もっと言うならば片づける隙をつくらなければいいのです。その点ミニマリストは片づけという呪縛から解放されています。散らかっても短時間で片づけが終わる程度のものしか所有していません。

あなたが人生でやりたいことは片づけではないですよね? 本当に集中したい勉強や、かなえたい将来の目標の努力に集中するために、まずはノイズを排除しましょう。ミニマリストは夢をかなえるための最短ルートです。


おはぎ
物と丁寧につきあい、ミニマリストを目指すアラサーのパンダ。
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