【コラム】

ちょこっと便利がすごくスキ

59 "ダンバラの発言:秘密公開しちゃいます!" 「偽メッセンジャー(仮)」

    檀原由香子  [2003/03/10]

    こんにちは。Googleの検索結果に驚きなダンバラです。

    今さらながら、自分の本名で検索すると300件以上ヒットしてしまうのにはびっくり。あまり会わない友人や親戚にもこのコラムを書いてるのがバレてしまって、ほうぼうで気まずい思いをしています。

    そこでよく聞かれるのが、「どうやってそんな仕事をするようになったの?」ということ。ああ、それには長ーい紆余曲折が……。いちいち語るのはめんどくさいので、いっそのことここで公開しちゃおうと思います。

    まず、今を去ること3年前、ダンバラがまだ女子高生だった頃、ある年上の友人Mがいました(彼氏じゃないよ、念のため)。友人Mはライターで、現在も私が物書きの師匠として崇めている人です。友人Mは私がホームページで書いていた日記を読んで何かひらめいたものがあったらしく、ある時「自分の本の1コーナーで、PCを組み立てるレポートを書かない?」と持ちかけてきました。これこそがすべての始まりだったのです。

    当時、ダンバラは秋葉原に足を踏み入れたこともありませんでした。しかし取材ということでCPUやメモリ、マザーボードなどを購入し、マニュアル本を見ながらとはいえ1人でPCを組み立てさせられたのです! ドライバーを回す方向もわかんなくて、あの時は大変だったなー。

    そんなこんなでどうにか仕上がった10数ページのレポートを、今度はコピーして各出版社に送りつけるという荒技をやってのけました。いろんなところに送りましたけれど、結局「うちと仕事しませんか」と返事が来たのは1通だけ。つまり、そんな奇特な会社が毎日コミュニケーションズだったわけです。

    その後も、いきなりこのコラムが掲載されている"MYCOM PC WEB"で仕事をすることになったのではなく、雑誌の商品レビューから始め、途中で担当編集者が替わるなどいろいろとありましたが、今は結局"MYCOM PC WEB"中心に落ち着いちゃってますね。

    ところで、この話のオチはなんなんだよってことになりますが、実は最初にダンバラをこのような世界に引きずり込んだ悪の根源(?)友人Mとはどうやって知り合ったかというと、顔の見えない交流、つまり「メル友」だったんです。しかも、さらにおおもとはといえばインスタントメッセンジャー。今から考えると、女子高生とチャットしてさらに仕事を手伝わせるなんて、かなり悪いライターですな! もちろん感謝してますけどね。

    このように、1人の人間の人生をガラリと変えてしまう可能性を秘めたインスタントメッセンジャー。特に今ですと「MSN Messenger」を使用している方が多数かと推測しますが、あれってログを保存できないのが致命的だと思いませんか? ああいう会話の中から生まれたアイディアが、後で役に立ったりするかもしれないのに……。そこで「MSN Messenger」をもっと便利に使っちゃおうと現れたソフトが「偽メッセンジャー(仮)」です。

    「偽メッセンジャー(仮)」の主な機能には、ログを保存してくれるのはもちろんのこと、オフライン状態でサインイン機能、自動会話(人工無能・ボット)機能などがあります。

    1番の特徴はスキンやプラグインに対応している点。「偽メッセンジャー(仮)」の公式サイトでライブラリが公開されています。たとえば2ちゃんねる風なスキンを入れると、メンバリストアイコンやツールバーアイコンがモナーなどの2ちゃんねるキャラクターになり、なかなかおもろいビジュアルになります。またプラグインですとPOP3メールの着信をチェックしてくれるものや、当コラムの第48回(焼きたてチェックはできません「WWWC」)でご紹介した「WWWC」のようにWebの更新状況を知らせてくれるものなどが便利で、「偽メッセンジャー(仮)」1つで複数のソフトの役割を果たしてくれるのです。このようにスキンやプラグインで、世界に1つのオリジナルメッセンジャーを作れることが他のインスタントメッセンジャーにはない強みですね。

    また、オプションメニューでは「MSN Messenger」ではできない細かな設定が可能。標準で使うブラウザや2ちゃんねるブラウザなど外部ツールとの連携に関する設定や、通常の「MSN Messenger」の画面だと「XXの発言:」となるヘッダ部分の編集などができます。「ダンバラの発言:」→「バクザン先生の爆弾発言!:」みたいに変更できるのです。「偽メッセンジャー(仮)」を知らない人に「どうやって変えるの!?」と驚かせるのもアリですね。

    これって、「偽」っていうよりむしろ本家より便利じゃん! と1人ツッコんでいたら、次期バージョンから「Regnessem」(れぐねっせむ)という名前になることが判明。複数アカウントを同時に使える機能が最大の特徴で、すでにプレビューリリースされているので、試してみる価値ありですね。しかもこの「Regnessem」というネーミング、ユーザーからアイディアを募集した結果決まったもので、なんと、「messenger」を逆から読んだものなんですって! まさに既成概念にとらわれない発想にダンバラ、脱帽してしまいましたよ。

    ○偽メッセンジャー(仮)
    【フリーウェア】偽メッセンジャー(仮) 0.4.22β
    【著作権者】山ねこ氏<ymnk160@hotmail.com>
    【URL】http://homepage3.nifty.com/yamaneko/

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