PSTファイルの問題については、ブログでもさまざまな側面から解説してきました。PST(個人用フォルダファイル)とは、メッセージなどコンピュータ上のデータを格納するOutlookのデータファイルです。PSTは、Outlook情報をアーカイブおよび管理する方法として、個人ユーザや小規模な企業ユーザがよく使用しています。

また、PSTファイルは社内でサポートされていないにもかかわらず、手軽だという理由から、社内メールボックスの管理方法として使用している中小企業(SME)や企業ユーザも数多く存在します。PSTアーカイブは簡単に設定でき、保存やアクセスも簡単です。そのリスクを知らずにいるのであれば、夢のように素晴らしい機能です。

ところがPSTファイルは、システム管理者を悩ませる大問題になる可能性があります。PSTファイルは社内のデータ保管やコンプライアンスポリシーをくぐり抜け、ディザスタリカバリプロセスを危険にさらします。これまでこのブログでは、次のような視点からPSTファイルの問題を取り上げました。

メッセージングシステムを管理している人ならば誰でも、PSTファイルは最終的に高コストを招くことを認識しています。下のチャートでは、システム管理者が直面する7つの課題を詳しく説明しています。

PSTファイルの管理に役立つバラクーダネットワークスのソリューションについて詳しくは、こちらをご覧ください。

※本内容はBarracuda Product Blog 2015年6月4日The seven perils of PSTs [infographic]を翻訳したものです。

クリスティーン・バリー(Christine Barry)(バラクーダネットワークス、チーフブロガー)

本稿は、バラクーダネットワークスのWebサイトに掲載されている『バラクーダラボ』6月12日付の記事の転載です。