今日は、Barracuda Cloud Controlについてお話したいと思います。Barracuda Cloud Control(BCC)は、バラクーダネットワークスの資産にアクセスし、一元管理できるプラットフォームです。

こちらのブログ記事でもBCCを紹介していますが、BCCはあまり大きな話題になっていないようですね。一般的に管理インターフェイスは、コスト高、バグがある、機能性が低い、といった原因でシステム管理者が生産性低下に悩んでいない限り、見直しの対象になることはありません。Barracuda Cloud Controlは、バラクーダネットワークスの対象ソリューションにおいて無償で提供され、優れた信頼性、操作性、機能性を特長とします。

バラクーダネットワークスのユーザならばご存知のように、製品を管理するアプライアンスコントロールを使用する際、BCCからログインします。BCCでは現在、次の製品がサポートされています。

Barracuda Spam Firewall
Barracuda Web Filter
Barracuda Web Application Firewall
Barracuda Message Archiver
Barracuda Link Balancer
Barracuda Load Balancer
Barracuda Firewall
上記すべての製品の仮想マシンバージョン

また、次のサービスもサポートされています。

Barracuda Backup Service
Barracuda Email Security Service
Barracuda Web Security
Barracuda Archiver Cloud Storage
Barracuda Mobile Device Management

このように、バラクーダネットワークスのインフラはほぼすべて、BCCという1つのインターフェイスから管理できることになります。

さらに、BCCで実行できるのは、アプライアンスやサービスの管理機能だけではありません。この動画では、プロダクトマネージャであるリッチ・ボーイズ(Rich Boys)が、BCCの多彩な機能を紹介しています。

この動画では、次の内容について解説しています。

  • BCCへのアクセスとアカウントの設定
  • BCCを使ったユーザ通信
  • バラクーダネットワークスに依頼するサポートケースの作成と管理
  • BCCのサービスへのアクセス
  • Barracuda Appliance Control(BAC)を使ったインフラ管理
  • クラウドプロテクションレイヤ(CPL)の役割
  • BCCモバイルインターフェイスを使ったアプライアンスのリモート更新
  • Barracuda Cloud Controlへのユーザの追加と権限管理
  • アカウントステータスのレビューと管理
  • LDAP認証と多要素認証の設定と使用

今後数週間にわたって、リッチはさらにBCCのさまざまな機能を動画で紹介する予定です。ブログでも、BCC設定の最適化、ユーザ権限とパートナーアクセスの管理、IDの確認方法などを解説する予定です。

BCCについて詳しくは、こちらのTech Libraryをご覧ください。また、BCCアカウントを無料で登録できます。こちらからお申し込みください。リッチ・ボーイズとつながりたい方は、Twitter(@richboys)でフォローしてください。

※本内容はBarracuda Product Blog 2015年6月4日Getting Started with Barracuda Cloud Controlを翻訳したものです。

クリスティーン・バリー(Christine Barry)(バラクーダネットワークス、チーフブロガー)

本稿は、バラクーダネットワークスのWebサイトに掲載されている『バラクーダラボ』6月11日付の記事の転載です。