先日Barracuda NextG Firewallバージョン6.1がリリースされました。このリリースには、ダイナミックメッシュVPN、カスタムブロックページ、NextG Remote Appをはじめとする新機能が搭載されています。今日はこの新機能から、SafeSearchとYouTube for Schoolsの2つをご紹介します。

SafeSearch

Barracuda NextG Firewallバージョン6.1では、SafeSearchを使ってWebトラフィックのアクセスルールを設定できます。設定には、アクセスルールのApplication Control 2.0設定を使用します。SafeSearchは簡単に設定でき、認証ユーザやスケジュールオブジェクトなどの基準も追加できます。すべてのユーザを常にSafeSearchで制約する必要はなく、さまざまなアクセスレベルをユーザに割り当てることができるので、生徒が安心してアクセスできる安全なコンピューティング環境を実現します。

SafeSearchはGoogle、Bing、Yahoo、YouTubeなど、よく使用される検索エンジンをサポートしています。設定が完了すると、Barracuda NextG Firewallは、クエリが検索エンジンに転送される際、URLにSafeSearchパラメータを自動的に付加します。検索エンジンは、各エンジンのSafeSearch機能を使用してクエリを処理します。

YouTube for Schools

YouTube for Schoolsは、YouTubeに接続するHTTPとHTTPSトラフィックのアクセスルールで直接設定します。アクセスルールを設定するには、YouTube for Schoolsに登録し、設定の入力に必要なトークンを取得する必要があります。詳しい内容については、こちらとこちらをご覧ください。ファイアウォールでトークンを有効化すると、SafeSearchと同様に簡単な手順で設定できます。新しいルールの作成、基準の追加、新しいポリシーの有効化などを行うと、YouTubeからのトラフィックすべてにYouTube for Schoolsの設定内容が透過的に適用されます。これによってYouTubeは、受信した要求に対して、検索結果をフィルタリングします。

上記のいずれの機能でも、クライアント側での設定は必要なく、ファイアウォールの設定も非常に簡単です。わずか数分の設定だけで、授業中、検索や動画再生を安全な方法で活用できるようになります。詳細なドキュメントは、こちらとこちらをご覧ください。

Barracuda NextG Firewall 6.1の詳細については、プレスリリースリリースノートをご覧ください。Barracuda NextG Firewallの詳しい製品説明は、こちらのサイトでご紹介しています。この製品は、お客様の環境で、30日間無料でお試しいただけますので、是非ご検討ください。

※本内容はBarracuda Product Blog 2015年5月4日Configuring SafeSearch and YouTube for Schools in the Barracuda NG Firewallを翻訳したものです。

クリスティーン・バリー(Christine Barry)(バラクーダネットワークス、チーフブロガー)

本稿は、バラクーダネットワークスのWebサイトに掲載されている『バラクーダラボ』5月19日付の記事の転載です。