セキュリティの現場から from バラクーダラボ(252) 統合脅威保護とは

このブログでは、「総合脅威保護（Total Threat Protection）」という用語が何度か登場しています。これは、あらゆる脅威ベクタに備えることを目的としたバラクーダネットワークスのアプローチです。バラクーダネットワークスは、最新の接続手段を使ったさまざまな脅威ベクタに対抗するために、幅広いセキュリティソリューションを提供しています。今日は、このような脅威ベクタへの対策として、バラクーダネットワークスが提供するソリューションをご紹介します。

脅威ベクタ	バラクーダネットワークスのソリューション
メール	Barracuda Spam Firewall https://www.barracuda.com/products/emailsecurityservice
Webアプリケーション	Barracuda Web Application Firewall
リモートアクセス	Barracuda SSL VPN
Webブラウジング	Barracuda Web Filter Barracuda Web Security Service
モバイル端末によるインターネットアクセス	Mobile Device Manager
ネットワーク境界(パブリッククラウドとプライベートクラウドを含む)	Barracuda Firewall Barracuda NextG Firewall Barracuda SSL VPN

総合脅威保護は、業界先端のソリューションを組み合わせ、共通の管理インターフェイスへと完全に組み込んだソリューションを指します。このような統合ソリューションは、あらゆる脅威ベクタに対抗する上での一元的なサポート窓口となるだけでなく、価格も手頃になります。バラクーダネットワークスが現在推進している総合脅威保護イニシアティブは、パワフルでありながら優れた操作性を発揮する情報セキュリティを、リソースに限りのある企業に提供することを目的とします。

このイニシアティブには、お客様や社会全体において重要な役割を果たすという点で、さまざまな意義があります。脅威ベクタを放置しておくと、企業に被害が及びます。もちろんこれは周知の事実ですが、次のような理由から、完全なセキュリティを講じることができていない企業が数多く存在します。

不十分なIT予算：規模の大小に関係なく、あらゆる企業が悪意のある攻撃の標的になります。中小企業も大企業と同じ攻撃にさらされるわけですが、格段に少ない予算で対策を講じなければなりません。ネットワーク境界やメールサービスの保護機能は多くの企業ですでに導入されていますが、それ以外のセキュリティ対策を導入するとなると、「モバイル端末の保護か、リモートアクセスの保護か」というように、残りの予算を何に投じるべきか、選択を迫られることになります。

バラクーダネットワークスは、手頃な価格で購入しやすいソリューションを提供しているので、優先順位に頭を悩ませる必要はありません。

30日の無料評価サービスでは、購入する前にソリューションを試すことにより、ユーザ環境に最適なソリューションを選定できます。
ライセンス体系がシンプルです。ほとんどの製品で機能単位やユーザ単位のライセンス供与を廃止し、簡単かつ経済的な拡張を可能にしました。
エネルギー充填サービスとインスタントリプレースサービスは、さらなる保護機能を経済的に提供します。

Barracuda Centralは、24時間体制で稼働する先進オペレーションセンターです。サービスベースの製品すべてを稼働するデータセンターを管理し、最新のセキュリティ脅威を監視およびブロックすることによってお客様のネットワークを保護します。

導入にかかる作業を短縮し、設定と稼働を大幅に簡素化しました。ほとんどのソリューションで、導入作業はわずか数分で完了します。

不十分なITスタッフ：不十分なIT予算は、ソリューションの購入だけでなく、人件費にも影響を及ぼします。システム管理者は、少ない人材でより多くの作業を行わざるを得ません。ファイルストレージ、プリンタ、メッセージングとメール、アプリケーション、データベースなどの管理はもちろん、場合によってはフォトシステムやデスクトップサポートの管理も担当します。また、帯域幅を十分に確保できないため、脅威ベクタに対してプロアクティブな対策を講じることもできません。

現在、セキュリティのスキルセットが世界的に不足しており、この問題はさらに深刻化しています。実際、Enterprise Strategy Groupが最近行った調査によると、「ITスキルが最も不足している領域」として企業の25%がセキュリティを挙げており、導入が簡単なソリューションの重要性が浮き彫りになりました。バラクーダネットワークスのソリューションは、ITをシンプルにすることによって、このような人材不足が生み出す問題の解消をサポートします。

実績を誇るカスタマーサポート（#Nophonetrees）では、ソリューションに関するトレーニングを十分に受けた担当者が24時間365日体制でお客様のサポートにあたります。電話サポートでは、お客様をお待たせしません。
管理が簡単なので、短時間で習得できます。Barracuda Cloud Control、Barracuda Appliance Control、Barracuda NextG Control Centerなどのソリューションには共通のインターフェイスが採用されているので、専用アプライアンスを移行しても操作に戸惑うことがなくなります。
柔軟な導入方法が用意されています。プライベートクラウドやパブリッククラウドへの移行や、ハイブリッドインフラの構築にも簡単に対応できます。専門の導入チームや専門知識は必要ありません。ローカルアプライアンスと同じ手順で、仮想マシンやクラウドアプライアンスの導入と管理も実行できます。
このように、バラクーダネットワークスの総合脅威保護イニシアティブは、お客様の脅威ベクタ対策をあらゆる側面からサポートします。詳細については、今後のブログ記事やプレスリリースで取り上げる予定です。

バラクーダネットワークスの総合脅威保護イニシアティブの詳細は、プレスリリースまたは企業サイトをご覧ください。

※本内容はBarracuda Product Blog 2014年11月20日Have you achieved Total Threat Protection? を翻訳したものです。