バラクーダネットワークスは、先日ご紹介したケーススタディで、デンマークの学校がBarracuda NextG Firewallでさまざまなニーズを達成した事例を採り上げました。今日はこの話題をさらに掘り下げて、NextG Firewallが特に威力を発揮できる2つの領域、シンプル化と拡張性について説明します。

ケーススタディで詳しく説明しているように、この2つはいずれも非常に重要な概念です。事例で採り上げた学校では、2人のITスタッフが800人の生徒、教師、スタッフをサポートしています。デジタル学習手法やオンライン検索といった最新の教育テクノロジの導入に着手していましたが、さらにBYODに対応し、堅牢な無線アクセス環境を追加した時点で、校内ネットワークの見直しに迫られました。そこで、学習環境全体をサポートできるインフラ構築とスタッフの体制作りに向けた取り組みが始まりました。

ネットワーク管理のシンプル化には、一般的に次のような条件を満たす必要があります。

  • デバイスの数を減らす
  • 直感的で使いやすい管理ポータル
  • 容易なアップデート
  • 迅速対応の技術サポート
  • シンプルなライセンス体系

どれも非常にわかりやすい目標ですが、Barracuda NextG Firewallは次のような方法でこの目標を達成しています。

デバイスの数を減らす: Barracuda NextG Firewallは、トラフィックシェーピング、VLAN管理、FTPサーバ、DHCPサーバ、URLフィルタリング、優れたレポートなど、幅広い機能を備えています。この機能は標準で提供されているので、デバイスやサービスを追加する必要はありません。

管理ポータル: バラクーダネットワークスの使いやすいソリューションと直感的な管理ポータルは定評があります。さらにBarracuda NextG Control Centerでは、複数のデバイスの管理や複数の管理者のセットアップをシンプルなインターフェイスで実行できます。

アップデート: バラクーダネットワークスはエネルギー充填サービスというサブスクリプションサービスを提供しています。このサービスでは、最新ファームウェアを管理ポータルからダウンロードするなどの操作を実行できます。また、最新の脅威定義ファイルが自動的に適用されます。

技術サポート: バラクーダネットワークスは、24時間365日体制のサポートを提供しています。お客様をお待たせすることがなく、ストレスもありません。

シンプルなライセンス体系: Barracuda NextG Firewallのライセンス供与は、ユーザ単位や機能単位ではありません。すべてを含んだライセンスが手頃な料金で提供されるので経済的です。

拡張性も同様です。管理者は、デバイスとサービスを簡単にネットワークに追加でき、手間や時間もかかりません。Barracuda NextG Firewallは、次のような機能によって優れた拡張性を発揮します。

バラクーダネットワークスのライセンスモデルでは必要に応じて簡単にライセンスを追加でき、ユーザや機能ごとに使用状況を追跡する必要がありません。
VLAN管理やトラフィックシェーピングなど、ネットワークインフラの拡張性を向上する機能が付属します。
事前設定された導入テンプレートを使用すれば、デバイスやサーバの追加も簡単です。
ネットワーク上で稼働する1つまたはすべてのBarracuda NextG Firewallについて、リアルタイムで優れたレポートを作成できます。
Barracuda NextG Control Centerは、さまざまな管理機能を一元的に実行できます。

  • 一元管理
  • リビジョン管理
  • エンタープライズ全体でのポリシーの実施
  • パブリックキーインフラ(PKI)の統合
  • 複数の管理者がロールベースで管理作業を実行
  • 設定グループ
  • ライセンスを一元管理するライセンスセンター

Barracuda NextG Firewallは、十分な数のITスタッフを確保できない企業で大きな威力を発揮します。詳しい内容については、ケーススタディを是非お読みください。

※本内容はBarracuda Product Blog 2014年4月15日How the Barracuda NG Firewall simplifies network planning and administrationを翻訳したものです。

クリスティーン・バリー(Christine Barry)(バラクーダネットワークス、チーフブロガー)

本稿は、バラクーダネットワークスのWebサイトに掲載されている『バラクーダラボ』5月1日付の記事の転載です。