ちょっとインターネットで調べただけで、世界中の企業がいかにソーシャルメディアの活用に投資しようとしているかがわかります。書店に立ち寄ってみれば、ビジネスのためのソーシャルメディアに関する本が山のように並んでいます。もはやソーシャルメディアは単に娯楽のためだけのものではないのは明らかであり、企業はソーシャルメディアにおいてプレゼンスを高めることの重要性に気づいています。

しかし同時に多くの企業が、生産性を落とさずにソーシャルメディアをバランスよく利用することの難しさに悩んでいることも事実です。ソーシャルメディアによって生成されるデータ量は幾何学的に増え続けています。Mashableが昨年の数値をまとめた表を見れば明らかです:

  • YouTubeでは毎分48時間分の新しいビデオがアップロードされている。
  • 毎分204,166,667通のメールが送信されている。
  • Facebookでは毎分684,478件のコンテンツがシェアされている。
  • Twitterでは毎分100,000件以上のツイートが投稿されている。
  • Wordpressのユーザは毎分347件のブログを投稿している。

Facebook上には、企業や団体のページが1,500万件以上存在しています。Twitterも、正確な数値はわかりませんが、B2BやB2Cに盛んに利用されています。YouTubeやPinterest、その他のソーシャルネットワークもビジネスマーケティングのツールとして使われています。ただし残念ながら、その利用目的が娯楽なのかビジネスなのかを明確に見分けるのは難しいかもしれません。さらに困難なのは、トラフィックを適切に管理し、「遊び」が「仕事」の邪魔をしないようにすることです。

Barracuda Firewallはこのような状況にうってつけの製品です。Barracuda Firewallが提供する次世代の機能により、管理者は想定し得るどのような基準にも対応するポリシーの策定が可能になっています。例えば、従業員が会社のFacebookページに投稿することは認めるが、Facebookアプリの使用は禁ずるという設定ができます。もし経営陣が営業スタッフ以外のSkypeの利用をブロックしたければ、それもシンプルなポリシーの設定次第です。このように、ほぼ考えられるあらゆる基準にBarracuda Firewallは対応しています。

また、大量のデータとトラフィックに対応するため、Barracuda Firewallは処理の一部をクラウドにオフロードしますので、コンテンツフィルタリングやマルウェアスキャン、レポーティングといった機能がネットワークリソースを圧迫することはありません。非常に高いトラフィック状況の下であっても、Barracuda Firewallのクラウド機能がリソースを即時に再分配するので、パフォーマンスが影響を受けることはありません。つまりこれは、想定されるトラフィックのピークを超える高価なオーバープロビジョニングは不要になることを意味します。

本稿は、バラクーダネットワークスのWebサイトに掲載されている『バラクーダラボ』8月1日付の記事の転載です。