今年2月、我々は Barracuda Web Application FirewallをマイクロソフトのWindows Azureクラウドプラットフォームに統合するという計画を発表しました。これは両社にとって大きなステップであり、Barracuda Web Application FirewallはWindows Azureに統合される初のWAFソリューションとなりました。

この発表以降、バラクーダネットワークスとマイクロソフトは、技術と販売の両面において関係を深化させており、ここで成果の一部を皆様にご紹介したいと思います。

  • 4月16日のWindows Azureのインフラサービスの提供開始に伴い、Barracuda Web Application Firewallを統合したソリューションも利用できるようになりました。お客様は今後、アプリケーションを保護するためにWindows Azureの仮想マシンにBarracuda Web Application Firewallをシームレスに実装することができます。
  • マイクロソフトのエンジニアリングおよびサステインドエンジニアリングチームと密接に協業してきた結果、先月PaaS(Platform-as-a-Service)の実装モデルを構築することに成功しました。これでトラフィック量に応じて、Barracuda Web Application Firewallのサーバやサービスを自動的にスケールアップすることができるようになりました。
  • 本日、バラクーダネットワークスとマイクロソフトは、このジョイントソリューションの市場への浸透を加速させるべく、共同キャンペーンを開始しました。

我々はこのマイクロソフトとのコラボレーションに大いに期待しており、お客様に対して、今日のIT環境ならではの価値ある提案ができると考えています。アプリケーションレイヤをターゲットにした攻撃が増加する中で、Barracuda Web Application FirewallはWindows Azure上で強固なアプリケーションセキュリティを提供し、OWASP(Open Web Application Security Project)トップ10の攻撃だけでなく、アプリケーションレベルのDDoS攻撃やGeoIPベースのクライアントコントロール、または調査ツールや悪意のあるペンテストツールによるアプリケーションクローキングに対するブロック機能を提供します。

バラクーダネットワークスとマイクロソフトのジョイントソリューションを導入することで、ユーザに対して既存の使い慣れたオンプレミスのインフラと同様のセキュリティとスケーラビリティを提供しつつ、安全にクラウドに移行することできます。

本稿は、バラクーダネットワークスのWebサイトに掲載されている『バラクーダラボ』8月2日付の記事の転載です。