【コラム】

リンゴ印のライフハック

16 MacBook Airにベストフィットのポータブルオーディオは?

 

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性能/価格のバランスがよく質感も高い「MacBook Air」ですが、内蔵SSDの容量は控えめです。絵エントリーモデルの128GBは音楽を貯め込むには明らかに容量不足、ポータブルオーディオプレイヤーを併用することが現実的です。ではなにを選ぶか……キーワードは「ハイレゾ」と「容量」です。

MacBook Airに適したポータブルオーディオを考える

MacBook Airにベストフィットのポータブルオーディオ? そりゃ「iPhone」とか「iPod touch」でしょ……という答えが一般的でしょうが、個人的にはどうなのかと思います。確かにiTunesを介して曲を同期できるのは当たり前、アプリの管理からファームウェア(iOS)のアップデート、電子ブックなどの管理まで、使いやすさの点では申し分ありません。デザインにも一貫性があるので安心して選べます。

しかし、それは「Mac」での話。MacBook Airに限定すると、どうでしょう? 内蔵SSDが128GBのエントリーモデルでいうと、システム領域を除いた実質的な空き領域が90GBほどですから、空き容量を気にせずiTunesに曲をどしどし貯め込むわけにはいきません。iPhoneユーザであれば、写真や動画を保存しておくための領域を残しておく必要があります。

それに、iPhone/iPod touchは、いわゆる「ハイレゾ音源」を考慮していない仕様となっています。Dock/Lightning経由で48kHz/24bitという情報量をデジタル出力することは可能ですが、ハイレゾ配信サイトで扱われることが多いFLACフォーマットはiTunesで扱えず(転送/同期できない)、96kHz/24bitや88.2kHz/24bitといったデータレートをそのまま再生することはできません。

では、目線を変えてApple以外の製品はどうでしょう? たとえば、SONYのウォークマン「NW-F880」シリーズ。iTunesは使えませんが、付属のMac用ソフトを使えばFinderからドラッグ&ドロップで曲を転送できます。AACやALAC(Apple Lossless)といったiTunesで扱うサウンドフォーマットのサポートはもちろん、192kHz/24bitまでのハイレゾ音源も再生可能です。ノイズキャンセリング機能を使えば、騒々しい地下鉄車内でもクリアな音を楽しめます。

アプリの数や曲の圧縮率にもよりますが、16GBモデルのiPhoneではせいぜい100曲も入れればディスク残量が厳しくなってきます……

ハイレゾ再生を意識するなら、新型ウォークマン「NW-F880」シリーズも選択肢に入ります。ノイズキャンセリングなど、機能も充実しています

ウォークマンシリーズはiTunesと同期できませんが、付属の「Content Transfer」を使えばドラッグ&ドロップで曲を転送できます

機能満載のハイレゾプレーヤー「AK120」を組み合わせてみた

Astell & Kern(アステルアンドケルン)の「AK120」は、機能を補完しうるという意味で、MacBook Airとベストマッチのポータブルオーディオといえるかもしれません。DSD(Direct Stream Digital、1ビットパルス信号の密度で音の大小を表現する)やFLAC 192kHz/24bitの再生が可能などハイレゾ対応はもちろんのこと、高級オーディオにも採用されているDACチップ・WM8740を左右チャンネルに各1基の計2基搭載という贅沢なスペックにも注目です。

使い方はかんたん、USBケーブルでMacと接続し、AK120側のメニューで「充電&データ」をタップすればOK。するとMacにUSBマスストレージとして認識され、Finderで操作できるようになります。曲の転送は、適当なフォルダを作成し、そこへ曲をドラッグ&ドロップするだけ。アンマウントしてケーブルを外せばAK120が自動的に楽曲データベースの更新を実行するので、あとは液晶をタップして再生などの操作を行うだけです。

ポータブルUSB DACとして使える点も特徴です。ケーブルでMacとつなぐだけでOK、ドライバは必要ありません。「Audirvana Plus」などのハイレゾ音源に対応した再生ソフトを使えば、Mac上の音源を直接楽しめます。

microSDカードスロットを2基搭載しているので、容量の上限を気にする必要はありません。現在のところ、iPhoneのディスク容量は最大64GBですが、アプリなど他の用途を考慮すれば音楽に割けるのはよくて半分といったところ。膨大な容量のサウンドライブラリを抱えているユーザにとっては、この点が最大の魅力に映るかもしれません。

デザインも秀逸です。素の状態はメタリックで男性的ですが、イタリアの職人による天然レザー使用の手作りケースを装着すると、リッチな雰囲気に一変します。イヤフォンと色をあわせるなど、シャレこんでみるのも一興かもしれませんよ。

FLACにDSD(2.8MHzまで)とハイレゾ対応はバッチリ。音楽製作のリファレンスプレーヤーを意識して開発されただけに、音質はかなりのレベルです

64GBの内蔵メモリにくわえ、2基のmicroSDカードスロットを使えば計128GBまで拡張可能です。トータル192GBまで拡張すれば、かさばるハイレゾ音源も気にならない?

イタリアの職人による天然レザー使用の手作りケースが標準装備。しっかりした作りで高級感があります

USBケーブルでMacとつなげば、Finderから内蔵ディスクとmicroSDカードを直接操作できます

このように適当なフォルダを作成し、そこへ曲をドラッグ&ドロップでコピーすれば曲の転送は完了。あとはAK120がよしなに処理してくれます

色のトーンをレザーケースにあわせるべく、イヤフォンには「Dynamic Motion DM008」のブラック/ゴールドモデルをチョイス。低域から高域まで高解像度の音を楽しめます

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インデックス

連載目次
第36回 Macの「Spotlight」はこう使おう
第35回 USBメモリを快適に、安全に使うには
第34回 TABキーをマスターすればMac使いこなしレベルがランクUP!
第33回 「iPhoneのテザリング」を徹底活用
第32回 Macのありがちトラブル、これで解決(2)
第31回 Macのありがちトラブル、これで解決(1)
第30回 Macだからできる、iPhoneユーザにとってメリットのある機能は?
第29回 iPhoneの流儀はMacに通じる!? (2)
第28回 iPhoneの常識はMacにも通用する!? (1)
第27回 Macで確定申告に挑戦! ~完結編~
第26回 Macで確定申告に挑戦! ~苦闘編~
第25回 Macで確定申告に挑戦! ~導入編~
第24回 Macbook Airの発熱は、内蔵ファンの掃除で予防!
第23回 Windows XPからMacへ
第22回 NASを買うなら「nasne」がおトク!
第21回 「画面共有」を使えば、こたつから離れた部屋のMacを操作できる!
第20回 トラブルシューティングには「Apple Diagnostics」
第19回 Wi-Fiが遅い!? その原因を探るには
第18回 ある日Macが起動不能に!? もしものデータ消失に備えよう
第17回 MacBook Airで本当に"使える"テザリング環境を目指して
第16回 MacBook Airにベストフィットのポータブルオーディオは?
第15回 Mavericksのインストールディスクを作成しておくと、後々ベンリ!!
第14回 MacBook Air 11インチに最適のモバイルストレージは?
第13回 「ThunderboltはあるけれどUSB 3.0非対応なMac」のパワーアップ
第12回 いまあるMacを「Mavericks」で快適に使いたい (前編)
第11回 新しいiMacがキビキビしている理由
第10回 iTunesのレンタル映画を徹底的に楽しむ方法
第9回 まだマウス? iMacでも使いたい「Magic Trackpad」
第8回 近ごろのMacで音楽を愉しむための"お約束"
第7回 MacBook Airのディスクスペースを増やす"おまじない"
第6回 iPhoneとセットで使いこなしたい「Webページ同期術」
第5回 MacBook Airを買ったら! お勧めの基本ワザ10選(後編)
第4回 MacBook Airを買ったら! お勧めの基本ワザ10選(前編)
第3回 Retinaディスプレイなら花の写真がよりキレイに
第2回 外出先で便利な「テザリング」をご紹介!
第1回 はじめてのMac、最初の一歩は「iCloud」から

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