摂り過ぎに注意!あのスパイスが女性の身体を蝕む危険

 


食べ物に様々な風味と味わいを引き出すスパイス。

料理に一味加えたり、紅茶やコーヒーに加えたりしている人も多いのではないでしょうか?

油脂や甘味に頼らなくても満足感が得られるので、うまく使えばダイエットにも効くのですが、今とあるスパイスの過剰摂取が問題になっています。

それは“シナモン”。

アップルパイなどのお菓子やカプチーノ、シナモンティーなど使う場面が多いですね。

しかし、シナモンを過剰摂取することで肝障害の危険があるとして、東京都福祉保健局が発表しているのです。

どういうことでしょうか。

 

■シナモンに含まれる香り成分クマリンの摂り過ぎが危ない!?

シナモンというとあの甘い香りが人気ですが、その香りの元のひとつが“クマリン”という物質。

実はこのクマリンは大量に摂取すると、肝障害を起こす危険があります。

ドイツ連邦リスクアセスメント研究所はシナモンの過剰摂取による健康リスクは否定できないとして、一日の摂取量を体重1kgに対して0.1mgまでにするよう注意喚起しているのです。

では、0.1mgというのはどれくらいの量でしょう。

東京都が体重50kgの成人で計算したところ、菓子を253.3g食べることになるとのことで一般的な食生活では影響がない、とのことです。

普通にお菓子や飲み物で楽しむ分には問題がないのですが、しかし過剰摂取してしまう場合も。

 

■シナモンのサプリメントや“一気食い”で過剰摂取の危険が

では、どんな摂取の仕方でシナモンの摂り過ぎになってしまうのでしょうか。

ひとつはシナモンのサプリメントを飲んでいる場合です。

シナモンが血糖値や血中脂質を改善するとして、糖尿病の人やダイエットしたい人向けにサプリメントとして販売されています。このサプリを決められた摂取量飲んでいる分にはいいのですが、効果を期待するあまり多く飲んでしまうと過剰摂取になってしまうのです。

また一時期、動画サイトでシナモンを一気食いする”シナモンチャレンジ”というのが流行りました。大量のシナモンの粉末をむせながら食べるというものですが、この場合、過剰摂取に加えて、肺を刺激して窒息する危険があり死亡者も出ています。

 

■妊娠している女性にシナモンがNGな理由

またシナモンは、妊婦は摂ってはいけない、と言われます。

というのも、シナモンには子宮に対する強い刺激性があるとして、子宮出血や流産の危険があるというのがその理由です。ドイツ連邦リスクアセスメント研究所では、シナモンに含まれるシンナムアルデヒドが胎児に悪影響を及ぼす、ということでシナモンのサプリメントの利用に対して懸念を示しています。

胎児や子宮に悪影響が出るほどシナモン入りの食べ物や飲み物を摂取することはそうそうないと思いますが、血糖値が高くなったり体重が増えたりするのを心配して、シナモンのサプリメントを摂ってしまう、というのは危険です。

 

ハーブやスパイスは自然のもので身体に優しい、というイメージが強いですが、摂る時の体調や量によっては身体にとって危険なことも多いもの。

特に妊婦さんの場合、シナモン以外にも摂取してはいけないハーブやスパイスがあるので、購入の場合はハーブ専門店に相談してみた方がいいでしょう。

 

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【参考】

シナモンを含むサプリメントの過剰摂取にご注意 – 東京都福祉保健局

ドイツのBfRがシナモン中のクマリンについて警告 – 独立行政法人国立栄養・健康研究所ホームページ

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