【オトれぽ♪CDレビューNo.34】The Hundred In The Hands

  [2012/07/11]



 2nd ALBUM 『Red Night』


(画像提供:BEATINK/BEAT RECORDSより)

2010年にブルックリン・ブームの中の末裔としてWARPから彗星の如く現れたジェイソン・フリードマンエレノア・エヴァーデルによる男女デュオ、ザ・ハンドレッド・イン・ザ・ハンズ。同年、デビュー作『ザ・ハンドレッド・イン・ザ・ハンズ』をリリースし、世界ツアーを終え、NYのスタジオにて最新作『RED NIGHT』製作を開始し、6月2日にリリースされた。

もちろん、エレノア(Vo)のポップで透明感溢れる歌声が存在することで、全体的に妖艶で柔らかい印象も受けるが、ダークネス、ネガティヴ、瞑想、激情、混乱などのワードが、楽曲の至る所で主張されており、一見、とても暗くて、めちゃくちゃだと思ってしまうかもしれないが、これが素晴らしいバランスで表現されている。

冒頭の「Empty Stations」では、妖艶さと激情するようなリズムに緊張感を覚えた。サウンドの中に陰鬱さを潜めながら美しい旋律が響き渡る。それから4曲目「Red Night」では、体にゆっくりと、ズシっと重たいエレクトロサウンドが脳内を刺激して、彼等、特有のメランコリックな世界観に迷い込んでしまいそう。ダブにエレクトロやポスト・パンクといったジャンルを結合させ、新たなダークネスを生み出している。

(成田 早那)


(画像提供:BEATINK/BEAT RECORDSより)

The Hundred In The Hands
『Red Night』
2012/06/02 ON SALE
BEAT RECORDS / WARP RECORDS


1. Empty Stations
2. Recognise
3. Come With Me
4. Red Night
5. Keep It Low
6. SF Summer
7. Faded
8. Tunnels
9. Stay The Night
10. Lead In The Light
11. Stay The Endless Night [Bonus Track for Japan]

▼外部リンク


BEATINK


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