パンダ招致への支援はジャニーズの基盤作り?『Marching J』の募金を使うことは多くが不支持。

      [2012/02/21]


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    昨年(2011年)末、ジャニーズ事務所所属のマッチこと近藤真彦さんが日本パンダ保護協会名誉会長の黒柳徹子さんとともに首相官邸を訪れ、宮城県仙台市にある八木山動物公園への「パンダ招致」について積極的な協力の姿勢を見せていたことが話題となりました。しかし、その一方で先月(2012年1月)から今月(同2月)にかけて、この件について『Marching J』で集まった募金を使う予定であることに対し「パンダに使われると思ったらはじめから募金しなかった」などといったファンの声が報道されています。

    これら一連の報道を受けて実施された「募金をパンダに、近藤真彦の提案を支持できる?」と題したlivedoorネットリサーチには、1,432件の回答が寄せられ、「支持する」と回答した方が5.3%、「支持しない」と回答した方が94.7%という圧倒的な結果となりました。

    「支持する」とした方から寄せられたのは
    ・パンダの効果は絶大。
    ・誰も人がいなかった上野動物園が今では大行列。
    ・地元経済の活性化には極めて有効。

    と、招致により、地元経済の活性化と集客への期待を寄せるコメントでした。

    しかし、圧倒的大多数となった「支持しない」とした方から寄せられているのは
    ・ジャニーズが中国で成功するために、震災を利用して資金を集め中国に媚を売っただけ!
    ・中国に地盤が作れないのでこれを機会に利用した、ただの詐欺行為!!
    ・そんな金あったら住宅とか、事業にとか色々ある。
    ・被災地支援→パンダってどういう思考回路?そんなに呼びたきゃすべて自腹でやれ。
    ・震災を支援したいなら、手付かずの場所を1軒毎に回って支援するぐらいしろ。
    ・子供達に希望や喜びを与えるのも確かに大事だが、当の子供達はもっと現実的。
    ・募金とは降って沸いたお金じゃないって事が分かってないんですね

    と、自分たちの中国進出のために利用した、それだけのお金があるなら被災地の住宅支援や戸別支援などして欲しい、子供たちはもっと現実的に考えている、などの厳しいコメント。

    2011年3月11日に発生した「東日本大震災」において多くの被災を受けた県の一つである宮城県へのパンダ招致は、1995年1月17日に発生した「阪神淡路大震災」の被害を受けた神戸市が震災後にパンダを招致した前例に基づいて持ち上がった話だといいますが、もともと動物園自体が少ない東北。そこへパンダが来たとなれば多くの人たちが東京よりも近い仙台へと足を運び、地域経済の活性化へと繋がることは想像できます。しかし、地元の方々からは「もしパンダが本当に来たら、動物園周辺道路が大渋滞となってしまうのでは」「ジャニーズ支援打ち切り後の経費はどうなるのか」といった不安の声もあがっています。今回のパンダの招致合戦には、なぜか被災していない秋田市も「復興のシンボルとして」というお題目を掲げて参戦していたようですが、そもそも「復興のシンボル」とは誰のために必要なのか。

    今回発生した「東日本大震災」では本当に多くの方が命を落とし、慣れ親しんだ場所を失いました。それだけに、被災された皆さんが本当にパンダを復興のシンボルとして望んでいるのであれば支援して欲しいと思いますが、もし、そんなことよりも復興に力をいれたいと考えているのだとすれば、大きな支援ができる立場の人たちこそ被災された方の目線に立った細やかな支援を考えることが必要なのではないでしょうか?皆さんはどう思われますか?

    (北島要子)

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