【ネタバレもありの徹底解明コラム】海外で放送されている『ドラえもん』はどうなっている?

  [2012/04/06]

 『ドラえもん』のさまざまな疑問を解決するこのコーナー。今回は、海外で放送されている『ドラえもん』がどうなっているのか、調査してみることに!

 アジアをはじめ、中南米、ヨーロッパ、アラブ諸国など数十カ国でアニメが放送された『ドラえもん』は、世界の子どもたちに愛されている名作だ。特にアジアでは絶大な人気を誇り、中国や韓国では「自分たちの国のマンガ」だと勘違いしている人もいるほど。その理由の一つが海賊版で、韓国では1980年代に『トンチャモン』の名前で出版されていた。ちなみに、トンチャモンとは、丸くて背が低いという意味の「トングルチャリモンタン」の略。確かに、ドラえもんは丸くて背が低いが……。

 台湾や中国の海賊版ではドラえもんの表記は机器猫か小叮当(※「当」は本来の表記とは異なるが機種依存文字のため左記表記)。机器とはロボットのことなので机器猫はネコ型ロボット、小叮当は鈴の音色を表すそう。こうした海賊版の名前も、正規版が出版されるときに原音に近い発音の多拉A夢(※「多拉」は本来の表記とは異なるが機種依存文字のため左記表記)に変更された。ただし、登場人物の名前は異なっているようで、のび太は大雄(ダーション)と呼ばれている。

 スペイン語圏では『EL Gato Cosmico』=宇宙猫、と呼ばれているとの噂も……。世界各国で愛されているドラえもんは、海外人気の高さから2008年には外務省からアニメ大使に任命されている。いまだに海外には海賊版が多く出回っているが、海外の子どもたちが早く「本物のドラえもん」に出会えるように、これからも活躍してもらいたい。

 文・塩澤真樹(C-side)



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