心理学的な視点から考える遠距離恋愛を成功させる4つのコツ

 

 うまくいかない恋の代表のように語られる遠距離恋愛。遠距離恋愛が始まる前から、「遠距離恋愛は続かないっていうから、別れたほうがいいかな」なんて心配している人もいるのでは? それでは、本当に遠距離恋愛はうまくいかないものなのでしょうか。そして、逆に遠距離恋愛を続けるためにはどんなことに気をつけたらいいのでしょうか? 私、四条さやかが心理学的な視点から考えてみたいと思います。

調査から分かった遠距離恋愛の成功の可能性

 遠距離恋愛を始めたものの、なかなか会えなくて自然消滅。もしくは、電話やメールでケンカ別れ。こんな数々の経験談を聞き、遠距離恋愛は難しいものと感じている人は多くいるのではないでしょうか。

 実際、遠距離恋愛がうまくいきやすいか、うまくいきにくいかといえば、心理学的にもうまくいきにくいものとされています。5,000組のカップルを調査したアメリカの心理学者ボッサードによると、婚約時には12%のカップルが同棲中であり、3分の1が5ブロック以内に住んでいたことが分かっています。また、婚約中にふたりが住んでいた場所が離れていたカップルほど、別れた可能性が高かったそうです。この「カップルの物理的距離と心理的な距離は反比例する」というボッサードの法則を考えると、遠距離恋愛は、心理学的には、うまくいきにくいと考えてもいいかもしれません。

 ただし、必ずしも遠距離恋愛はうまくいかない、というわけではありません。実際、遠距離恋愛でうまくいっている人はきちんといますし、近場にいてもうまくいかないカップルはうまくいかないものです。「遠距離恋愛だからうまくいかなくて当然」と思うのはやめましょう。そう思っていては、うまくいくわけがありません。遠距離恋愛は、「近場で付き合うよりも、気をつけるべきことが多い恋愛」くらいに考えておくといいでしょう。

遠距離恋愛がうまくいかなくなる理由

 実際、遠距離恋愛がうまくいかないパターンとして代表的なものは2つあります。まずは会えないことで寂しくなり、近場にいる異性と親しくしているうちに新しい恋が始まってしまうパターン。

 また、相手の行動が見えないために、「他に好きな人ができたのでは?」、「自分に興味がなくなったのでは?」などと疑心暗鬼に陥り、うまくいかなくなるケースもあります。こういった不安や疑いは、隠しているつもりでも、どうしても言葉や態度に現れがちなもの。そう思われた相手はやはり信頼されていないと感じますから、ケンカの原因になりがちです。また、たとえ直接ケンカにならなくても、不安が膨らめば、お互いの気持ちを遠ざける原因になりますね。

遠距離恋愛をうまく行うためのポイント

 逆に言うと、この2点をうまくフォローすることで、遠距離恋愛はうまくいきやすくなると考えられます。フォロー方法は、ずばり「接触する機会を増やす」ということです。話をする機会を作ることで寂しさも薄れますし、情報が少ないことで疑心暗鬼になることも防げるからです。ただし、ここにもポイントがいくつかあります。

1.お金をかからない方法を工夫する

 遠距離恋愛で接触回数を増やそうとすると、お金の心配が出てきがち。直接会って話ができれば一番と思いがちですが、負担を感じる方法は続きません。今はせっかくメールや電話が発達してきているのですから、それらを利用すればいいいでしょう。昔と違い、skypeなどを使えば無料で相手の顔を見ながら話ができますし、かけ放題の電話プランを利用すれば、一定額で済みます。恋をする楽しみより負担が大きいと感じたとき、恋は終わりを告げます。負担を少なくする工夫をしましょう。

2.短時間の接触をこまめに行う

 電話やメールを活用するなら、長時間しゃべったり、ダラダラメールをしたりするのではなく、短時間の接触を毎日行ったほうが効果的です。もちろん、この回数や時間はお互いの状況に合わせて決めましょう。どちらかの負担になると続かなくなるので、回数や方法などは忙しい人の生活に合わせたほうがいいですね。

 片方が毎日遅くまで働いているならば「一日一回メールをやりとりする」でもいいですし、毎日同じ時間にスカイプで10分程度話をするようにするのでもいいでしょう。忙しければ、「中華を食べてます」など簡単な写メールを送ったりしてもいいですね。とにかく負担にならない程度に定期的に接触するようにし、相手の情報を手に入れる機会を作ることがポイントです。定期的に接触するようにすれば、お互いのことを考える機会も増えますし、寂しさも薄れます。恋のモチベーションを保つには最適です。

3.ときにはしっかり接触する

 上記のように、普段は短時間の接触を増やすことがポイントですが、ときにはしっかり時間をかけて接触することも大切。短いメールや電話だけだと簡単な話しかできないので、表面的になりがち。週に一度だけでもじっくり話す時間を作るなど工夫するといいですね。

 なかなか会えない遠距離恋愛だと、中だるみしがちなので、ある程度緊張感のあるイベントを活用することも大事。イベント時には必ず会うようにする、一年に一回旅行に行くなど決めておくのもオススメです。クリスマスなどのイベントは、気持ちを盛り上げることにもつながりますし、相手のことを考えるきっかけにもなります。また、一緒に旅行に行く予定を立てたりすると、共通の話題と目標ができ、普段のメールや電話のやりとりも盛り上がるようになるはずです。

4.前向きな話で終える

 情報交換を電話やメールに頼ると、どちらかが一方的に話すパターンになりがちなもの。意識してお互いがしゃべるようにするといいですね。また、なるべく前向きな話で終えるのがポイント。甘えの気持ちが出て、愚痴ばかりこぼしてしまう人もいるかもしれませんが、話を聞く相手にしてみれば、電話するたびに暗い話ばかりで終わるのはつらいものです。もちろん、ハイテンションで話をしろということではないですし、毎回無理に明るい話をしろということでもありません。愚痴をこぼしたり、不安を言ったりしてもいいですが、やっぱり回数は少なめに。

 また、そういった暗い話をしても、「話を聞いてもらって元気が出た」、「それじゃあ、今度この問題について二人で考えよう」など最後は前向きな話で終わらせるのが大切。終わり方がその電話の印象を決めるので、注意が必要です。いつも暗い話になるという印象を作らないようにしましょう。

 簡単に会えない遠距離恋愛には、難しいこともいろいろとあるでしょう。しかし、逆に、そうやってお互いを気にかけ、お互いのことを理解しようという気持ちを持つほうが、何も考えずに近場で付き合っているよりもうまくいきやすくなる可能性もあるはず。ぜひ、前向きな気持ちを持って、頑張ってくださいね。

文●四条さやか

■四条さやか
有限会社フォークリア代表。心理アナリスト、ビューティライフコンサルタント。美容専門編集者を経て独立。NLP、イメージコンサルティング、美容、セラピーの資格を活かし、“内と外から生活充実サポート”をモットーに、外見と心理両方からの印象戦略、パーソナリティ活用、イメージアップなどをテーマに心理記事、美容記事などを執筆中。現在は 19本の連載と書籍執筆を中心に、セミナー、講演、専門学校講師活動など仕事中心の日々。恋愛は最近アドバイザー役ばかり。相談に乗った人の恋愛成就率が高いことだけが自慢。著作は『LOVE&SEX心理テスト』他

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