![尾崎理沙さん[写真]](/c_career/level2/woman/images/5-2.jpg)
尾崎さんのお話からは、転職後、グローバルで知的好奇心を刺激してくれる環境で、楽しみながらイキイキと働いている様子が伝わってきました。実は尾崎さん、転職活動をした際には、現在お務めのエフセキュア株式会社を含め、7社もの企業から内定を得たとのこと。ここからは、尾崎さんがどのように活動して転職に成功したのか、その成功の秘訣に迫ります。
もともと私は、アメリカの大学でデザインマーケティングを専攻していて、デザインとマーケティングを両立して勉強していました。そのため、クリエイティブでありたいという気持ちを強く自分の中で持っていました。同じマーケティングでも、前職の業務では、デザインなどのクリエイティブな要素がそれほどなかったので、よりクリエイティブなマーケティングがしたいと思ったことが一つのきっかけです。それから、ITや医療のように身近で、社会的に必要とされる技術を扱う仕事がしたいと思ったことも大きかったと思います。
まずは、転職エージェントをしている友人や経営者など、いろいろな人に相談して幅広く意見を聞き、情報を収集しました。そして、自分の進みたい方向をIT系と医療系に絞り込み、その分野の企業を探して、どんどん受けていきました。
以前はIT系にそれほど興味はなかったのですが、いったん候補に入れてみると、自分にITの知識が足りないことに気付き、ITへの関心がますます強くなっていきました。また、今後、サイバーテロやオンライン犯罪などが国際化、多様化していくと見られる中、セキュリティという分野に大きな将来性を感じました。それで、最終的に内定が出た数社のうち、唯一のIT系だったエフセキュア株式会社を選びました。
あと、エフセキュアの面接を受けた際、当時の日本法人代表の「革命を起こす」という言葉が印象的で、それも決め手になりましたね。これからこの会社は変わるんだ、この大きな変革の動きに参加したい、と強く感じました。
仕事を探すにあたり自分で積極的に動いたことと、本やウェブサイトを見て、日本ならではの履歴書の書き方を徹底的に研究したことが大きいと思います。私は専門がマーケティングなので、もともとコミュニケーションや表現にはこだわりがあって。
まず先方に完全に合わせるのがポイントです。履歴書というと、ただ「私はこういう人間です」という情報をつらつらと書くイメージですが、実は、面接と同じく、ここの会社になぜ私が必要なのかをアピールできる貴重な表現の場。具体的には、例えば「御社のウェブサイトを見ましたが、こうした時に私のこのようなスキルが使えますよ」ということを書いて、「あなたに読んでもらいたくて書きました!」という気持ちが伝わる内容にするといいと思います。
人に相談する前に、自分なりに具体的に疑問点を絞ってから聞くといいと思います。いきなり「転職したいんですけどどうしたらいいですか?」ではなく、「IT系にしようか医療系にしようか迷っているんだけど......。」という二択にするなど。そうすれば、相手も答えるべきことが分かりやすいので、「未経験でIT業界に飛び込むには、この年齢を過ぎると厳しいんじゃないか」、「薬事法が変わったから医療はこう変わるよ」など、具体的で役立つアドバイスをもらえてその先のビジョンを立てる際に参考になります。
プライベートと仕事を明確に区別せず、良い意味で"公私混同"するのがオススメです。たとえば、私の場合、ITに興味があるから、家に帰ってITパスポートの受験勉強をしていても、就業時間外にブログやTwitterにコメントをアップしていても、仕事をしているという感じじゃなく純粋に楽しめるんですよね。「自分が本当にやりたいことってなんだろう?」と気負って考えると、難しくて答えが出ないかもしれませんが、自分の興味のアンテナと少しでもリンクしている仕事内容を選ぶことなら誰にでもできるし、そこから自然にキャリアビジョンが広がっていくはずです。「好奇心に忠実に」、行動するのがオススメです。
★尾崎さんが管理しているエフセキュアブログ:http://blog.f-secure.jp/
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