また会いたいと思わせる人とは? キーワードは「4つのK」

      [2011/07/30]
    また会いたいと思わせる人とは? キーワードは「4つのK」

    仕事でも恋愛においても、相手に「この人にまた会いたい」と思ってもらうことは、人間関係を発展させるうえで最も重要なことです。せっかく知り合えたのに、「2回目はなかった」という経験はありませんか。

    そこで、キャリア・コンサルタントの田口久人(たぐち・ひさと)先生に「また会いたいと思ってもらえる人」になるための「3つのステップ」について教えていただきました。


    ■ステップ1~もう会いたくない人にならない

    田口先生は、また会いたいと思われる人になるための考え方、方法について、次のように説明します。

    「『4つのK』のキーワードに沿って、3ステップで実践して行きます。4つのKとは、『規律』、『感謝』、『共感』、『関心』です。

    最初のステップでは、相手に、『この人とはもう会いたくないと思われないこと』について考えます。具体的には、『規律』を守ることからはじめます。

    初対面の場合、どうしても第一印象や外見の影響が大きくなります。社会人として基本的なことですが、清潔感のある身だしなみを心がけ、一般的なマナーは絶対に守るようにします。

    例えば、初対面から遅刻をするのはタブーです。多少の交通機関の遅延トラブルなどにも対応できるよう、時間に余裕を持った行動をとるようにしましょう。

    これらのことは、仕事でも恋愛においても、人とかかわるうえでの最初の心得です」

    まずは、相手に少しでも快く思ってもらえるように、「TPO」を考えて出掛けたいものです。

    ■ステップ2 ~また会いたい人になる

    次のステップでは、「感謝」と「共感」について実践します。田口先生は、

    感謝の思いを伝えることで、相手との距離が縮まってお互いに好意的になれます。

    会話中に『ありがとう』という感謝の言葉を伝えてください。私たち日本人は、誰かに何かをしてもらったとき、『すみません』や『恐れ入ります』など、遠慮や謙虚を表す言葉を使うことが多いですね。

    それらはときと場合によって使うとして、遠慮よりも感謝の気持ちを表現できるようになると、より親密な関係を築くことができます。

    例えば、普段から、『今日は、ありがとうを5回伝えよう』と心がけて生活してみてはどうでしょう。すると、知らず知らずのうちに、相手の良いところを探すようになり、好意的な見かたができるようになります。

    感謝をされたり好意的に接触されたりして嫌に思う人はいません。相手も好意的に見てくれるはずです」

    どんな場合でも、自分が誰かに「ありがとう」と言われ、感謝をされたらうれしいものです。今日から「ありがとう」を習慣にしてみませんか。

    一方、「共感」について、田口先生はこう話します。

    「人とコミュニケーションをとるうえで、相手の話や意見に共感することも大切です。話をしているときに相手の目を見て、リアクションしてください。

    きちんとした態度で話を聞く姿勢を持ち、相手が気持ち良く話せる状況をつくるようにしましょう。

    『なるほど』、『いいですね』、『すごいですね』というフレーズは好感を持ってもらえると思います。ただし、乱用はいけません。相手にはわざとらしく映ってしまい、逆効果です。

    ときには、相手と価値観や意見が異なることもあるでしょう。そういう場合は、相手の話を聞いて受け止めてから、慎重に自分の考えを伝えてみてください。

    ただし、その際の伝え方には気をつけなければなりません。いきなり『しかし、私は――!』などと強い口調で話し始めると、当然相手は不快になります。自己主張は相手の話をゆっくり聞いてから、冷静にするようにしましょう」

    相手を思いやる言葉で、相手の話に共感していることをうまく伝えることが大切です。

    ■ステップ3 ~好かれる人になる

    いよいよ、最後のステップ、そして4番目のキーワードである「関心」についてのレクチャーです。

    田口先生は、

    「相手に好かれることを求める前に、まずあなたが相手に関心を持ち、相手を知りたいと思ってください。

    相手はどんなことに興味を持っているのか。特に仕事で接する人に対しては、相手の会社や部署、製品などについての事前リサーチが必要です。

    そうすることで、相手の心に響くような質問や会話ができるようになります。次の会話のきっかけにもなり、話題が展開していくでしょう」と語ります。

    逆に、誰しも、「自分に興味、関心がなさそうな人」には好意を抱かないものです。田口先生の教えのとおり、自ら先に相手のことを知る努力をしたいと思います。

    最後に、田口先生に、プラスアルファのテクニックを教えていただきました。

    「『あなた』や『きみ』ではなく、初対面の人でもきちんと『○○さん』と呼んで会話をしましょう。自分の名前を呼ばれる、ということはうれしいものです」

    「また会いたいと思わせる人」になるには、「相手にとって自分が何かプラスになることがある」ということが重要です。そういう人間になるためにも、今回学んだ「4つのK」を実践し続けたいと思います。

    また会いたいと思わせる人とは? キーワードは「4つのK」


    監修:田口久人氏。キャリアコンサルタント。慶応義塾大学を卒業後、広告代理店を経て「ヤングキャリアコンサルタント」として独立。JIPCC認定キャリア・コンサルタント、プロフェッショナル・キャリア・カウンセラー、米国NLP(TM)協会認定マスタープラクティショナー。著書に『内定の常識』(ダイヤモンド社)、『今度こそ「なりたい自分」になる夢ノート』(日本実業出版社)『受かる! 面接力養成シート』(日本実業出版社)ほか。



    (岩田なつき、井上樹里/ユンブル)

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