ふと気がつくと、学生時代のサークルの同期9人(全員女性です)のうち5人が転職していました。残り4人のうち2人は結婚して退職、私を含む2人は1社目ですが、学生生活が長かったなどやや遅れて社会人生活に入っています(ちなみに28歳です)。転職の理由を聞くとどれも納得するものばかりではあるものの、転職経験のない者からすると、厳しい就職活動を経て入社した会社を辞めるのってよっぽど勇気がいるのでは?と思わずにいられません。
実際に転職経験がある、もしくは転職を考えたことがあるという659人(平均年齢26.3歳)の男女に聞きました。
■ 転職を考えた理由って?(複数回答)
仕事内容に不満があった 411票(62.4%)
給与に不満があった 282票(42.8%)
職場の人間関係に不満があった 277票(42.0%)
ほかにやりたい仕事もしくは働きたい会社があった 82票(12.4%)
なんとなく 18票(2.7%)
独立を考えた 7票(1.1%)
そのほか 72票(10.9%)
「そのほか」の回答では「会社の業績悪化」(25歳/男性)、「会社の将来性に不安があったため」(27歳/女性)など、沈む船から脱出せねば……という回答が目立ちました。中には、「今は特に不満はないが、10年後のキャリアプランに不満があるため、いつか転職するときのために情報収集を怠らないようにしている」(28歳/男性)と、現状だけでなく将来を見据えた回答も。また、数は少なかったものの、「転職できるような客観的な成果を今の職場で出すため」(28歳/男性)などの前向きな理由もありました。
■転職を考えたとき、誰に相談した?(複数回答)
父母など家族 323人(49.0%)
職場以外の友人 269人(40.8%)
同僚 177人(26.9%)
恋人 167人(25.3%)
職場の先輩 74人(11.2%)
職場の上司 73人(11.1%)
そのほか 11人(1.7%)
転職理由が何であれ、一人だけではなく複数に相談した人が多いようですが、中でもトップは「父母など家族」。重要なことだけに、家族の了解を取ってからと考える人も多いのかも。続いて「職場以外の友人」、「同僚」、「恋人」と、普段から気の置けない身近な存在(であろう)人々がランクイン。……そういえば、転職経験者の友人たちから相談を受けたことは一度もありませんが、これは私に転職経験がないからでしょうか。それとも人格的な問題でしょうか。
■相談した際に相手からもらった言葉で印象に残ったものは?(自由回答)
「逃げようとしてない?」(24歳/男性、恋人から)
「どこに行ってもつらいことやイヤな人はいる。それに耐えられると思うなら転職して好きなことをやりなさい」(25歳/女性、父親から)
「すぐに仕事が見つかると思わない方がいい」(25歳/女性、恋人から)
「最初のうちは仕事って面白くないことも多いよ」(28歳/女性、友人から)
「仕事はほどほどが一番だよ!」(27歳/女性、父親から)
「転職しないという手もあります」(28歳/男性、転職コンサルタントから)
「それは後ろ向きな転職だから辞めた方がいい」(27歳/男性、同僚から)
「結婚するなら仕事を続けなさい」(27歳/男性、両親から)
「去るものは会社のことは考えるな。自分のことだけを考えろ。いい転職先を探しな」(26歳/男性、同僚から)
「辞めたい理由を部長に言って納得させられるなら辞めてもいい」(26歳/男性、上司から)
「現状維持は、衰退の始まり」(28歳/男性、友人から)
「転職適齢期」(28歳/男性、同僚から)
「終身雇用の時代は終わった。義理立てしなくていい」(25歳/男性、上司から)
なぜでしょう。だんだん名言・格言を読んでいる気分になってきました。人生の転機における相談を受ける側というのは、時折、哲学者になるのかもしれません。というわけで今後も、「相談相手からもらった名言集」を集めていきたいと思います。
(小川たまか/プレスラボ)
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