私は保育園児時代、絵本作家になりたいと思っていました。それが小学生時代を迎えるころには漫画家に、高校生時代ではイラストレーターになりたいと思い描いていました。そして現在、ライターとして修業中。思い起こせば、「書く」仕事ばっかり! なぜもっと、ほかの職業に目を向けてなかったのだろうと、今になって思います。
個性が好まれる時代になったということもあって、最近では職種と職種の間を埋めるようないわゆる「ニッチな職業」が目立っているようにも感じます。そこで今回は実際に「ニッチ」な職種の方々にお話をお伺いしてきました!
■ バースコーディネーターというお仕事
――バースコーディネーターは、具体的にどのようなお仕事なのでしょう?
「『出産は怖いもの』というイメージを変えて、怖がらずに経験できるようにする出産を準備するための専門家です。妊娠前、妊娠中、産後を精神面でサポートします。行政から週末両親学級の業務委託を受けたり、百貨店のマタニティコーナーへ講師として出向いたり。また、子どもたちに命の力を伝える『誕生学プログラム』の出張講座も行っていますよ」(バースセンス研究所・大葉ナナコさん)
――女性にとって、すごく心強いお仕事ですね! 希望される方は、やはり女性が多いのでしょうか?
「そうですね。現在登録している講師会員96名中、男性講師は2名です。ですが、2年半のバースコーディネーター資格まで終了している人材は10名で、この中に男性はいません。女性の生き方と産み方に関わるので、女性の仕事なのではないかと思われますね」
――確かにそうかも。ワークライフバランスが叫ばれるなか、やはり注目が高まってきているのでは?
「現在、百貨店などから研修や講師派遣の依頼も多く、モノだけではなく本質的に妊娠、出産、育児に必要な情報提供ができる場が増えています。今後、セルフケア情報の提供として、私たちの仕事は広がっていくのではないかと思っています」
――ありがとうございました。
■ ブックコーディネーターというお仕事
――ブックコーディネーターとは、書店以外の場所で、テーマに沿って本をセレクトして、書棚を作るのが目的のようですが、どういうキッカケでブックコーディネーターになったんですか?
「僕はもともとインターネットで古本を売る仕事をしていて、イベントに参加した際にも本を売っていました。それを見ていた洋服店の担当者の方から『うちにもこういう本を入れてくれないか』と持ちかけられたことがキッカケです。それ以来、いろんな人から『本を入れてほしい』、『店の本をセレクトしてほしい』という依頼を受けるようになったんです」(numabooks・内沼晋太郎さん)
――人とのつながりって、何があるかわかりませんね~。でも、そのお店ごとに本をセレクトするって、大変じゃないですか?
「そうですね、本についてはもちろん、書籍を置くお店の知識も必要になります。また、本の流通は特種なので、そのあたりのことについても詳しくないとダメです。お店の本を選ぶということは、お店のイメージを本を使ってブランディングするということ。本のセレクトと流通ルートの確保、この二つを両立させて初めて完成といえるんです」
――そうしながら内沼さんは、本と人が出会う場所を作っているんですね。ちなみに、ブックコーディネーターになるには、どうしたらいいんですか?
「う~ん。はっきりとした方法がないので、なんともいえないのですが……。まずは、知り合いの人のお店で本をセレクトしてみるなど、実績を作ることからスタートするのがいいかもしれません。最初はボランティアに近いようなことでも、その活動がどんどん広がっていくのではないかと思います」
――ありがとうございました。
私自身、初めて耳にするような職業ばかりでとても驚きました! でも、今回ご紹介した職業は、ほんの一部に過ぎません。まだまだたくさんあると思うと、目が回りそうです~。
(吉住夏樹/プレスラボ)
【関連リンク】
バースセンス研究所オフィシャルサイト
お話をお伺いした大葉ナナコさんが主宰するバースセンス研究所HPです!
numabooks HP
内沼晋太郎さんが代表を務めるnumabooksのHPです。気になる方はぜひぜひ。
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