お買い物に限らず、子どもが楽しめ、ママもくつろげる空間を提供してきたイオンのキッズ・ベビー専門店「キッズリパブリック」。これまでは、イオン商業施設内での展開だったが、11月17日、初めての独立出店店舗として「キッズリパブリック ノースポート・モール店」(横浜市都筑区のノースポート・モール内)をオープンした。

子どもの知恵や感性を磨く工夫が込められているという店内の様子を早速紹介しよう。

左から、NPO法人「CANVAS(キャンバス)」理事長の石戸奈々子さん、「キッズリパブリック ノースポートモール店」店長の市瀬裕矢氏

レゴスクールとのコラボも! ワークショップが充実

オープンに先駆けて開催された内覧会では、イオンリテール株式会社キッズ商品部の南部裕一氏が挨拶。記念すべき初の出店先として港北エリアを選んだ理由について、「ターゲットとする0歳~14歳の人口数が伸びている。出生率が横浜市や戸塚区より高い」と説明した。

また、コンセプトは「未来を作る人を作る」。単なる子ども用品売り場に留まることなく、子どもの知恵や感性を磨くことにも貢献したいという考えだ。

もちろん、その実現のためにさまざまな施策を用意。子どもが楽しく遊びながら想像力や表現力、集中力を伸ばすことができるイベントを多数用意している。レゴスクールとコラボレーションしたワークショップは少なくとも月に1回開催予定。キッズリパブリックで既に展開されているワークショップ「リパブースクール」は毎週行われる(店頭などで告知。有料・無料のもの、予約が必要なもの、必要ないものなどさまざまな種類がある)。

ワークショップはレゴスクールとコラボ

おもちゃ売り場には知育をテーマにした「ラーニングトイ」も多数そろえているほか、スギやヒノキを使用した0~3歳向けの遊び場も設置。店内にはいたるところに子どもが遊べるスペースがあり、飽きさせることなく買い物ができそうだ。

ラーニングトイが充実

木の香りに包まれてリラックスできる遊び場

店内のいたるところに遊べるスペースがある

幅広い価格帯の商品が並ぶ、イオン最大の品ぞろえ

さらに、子どもだけでなくママにとっても居心地がよく、頼れる店であることは言うまでもない。おもちゃ、衣類、学童用品はもちろんのこと、ベビーチェアやベビーベッド、絵本用のブックシェルフをはじめとする室内用品はイオン最大となる約420種類をそろえている。

ベビーカーに関しては、乗り心地だけでなく軽さやコンパクト性にもこだわったものから、手ごろな価格のものまでバラエティ豊かに展開。注目は、イオン初導入となるイタリアブランド「Pali(パーリ)」やドイツブランド「RECARO(レカロ)」といったラインナップ。カラーバリエーションが豊富なので、個性を楽しみたいママにはぴったりだ。

カラフルなベビーカーだと毎日のお散歩はもっと楽しい!

家族の健康を守るため、アレルギーなどに配慮した品物選びをしたいママにまずおすすめしたいのは、特定原材料7品目(=卵、乳、小麦、落花生、そば、えび、かに)を使用しないレトルト食品「やさしごはん」コーナー。ホワイトソースやカレールー、ミックス粉、パスタなどの17種類の食品は、いくつか常備しておけば食べたいときにすぐ食べられて便利に違いない。

食の安全を守りたいママの強い味方

また、実際に手にとって購入を決めたい赤ちゃんのベビー肌着の品ぞろえが魅力のベビー肌着売り場のチェックしよう。オーガニックコットン100%の肌着をはじめ、パジャマ、靴下など約480種類をそろえている。

ネットではなく、実際に手にとって購入を決めたいベビー肌着の品ぞろえが豊富

マタニティーグッズもそろっているので産前から活用できそう

ママにやさしい工夫が満載

産前産後のママとベビーをケアする「ママ&ベビーケア」コーナーも充実している。妊娠・出産を機に体調や肌質・髪質が変化しがちなママの美容と健康をサポートするため、国産ナチュラル・オーガニックにこだわったスキンケアやボディケア用品のほか、ティータイム用品や子どものオーラルケアのための商品も展開しているのだ。加えて、登録販売員に相談すれば薬の購入も可能。

内側からのケアも外側からのケアもお任せ

「今のところ至って健康!」と自負している人でも、同コーナー設置のヘモグロビン測定や血管年齢測定を利用すればおのずと改善点が見えてくるかも!? ちなみに、いずれも無料で使用できるので、来店するたびに数値を測るのもいいだろう。

健康管理のために立ち寄るのも◎!

モールの設備とは別に、「赤ちゃん休憩室」が設けられているのもうれしいポイント。店内に授乳室やおむつ替えスペース。子ども用トイレなどの設備が完備されているので、買い物の途中でも便利に利用できそうだ。

ママたちが楽しめる工夫までさまざまに凝らされているのは、「若いママたちの不安を解消したい」との想いがあるから。これに関して同店店長の市瀬裕矢氏は、「子育て支援と来店者のワクワクをサポートするお店作りを心掛けて、何度も足を運んでもらいたい」とコメントしている。

また、子どものためのワークショップを監修しているNPO法人「CANVAS(キャンバス)」理事長の石戸奈々子さんは、同店の強みを「モノだけでなくコトも提供していること」と表現。ワークショップや体験プログラムに関しても、子どものクリエイティブな好奇心を刺激するものを用意していくという。

※記事内の情報は2017年11月取材時点のもの

キッズリパブリック ノースポートモール店

●Information
キッズリパブリック ノースポートモール店
住所: 神奈川県横浜市都筑区中川中央1-25-1 「ノースポート・モール」3階
アクセス: 横浜市営地下鉄「センター北」2番出口を出てYOTSUBAKOを通り徒歩1分、第三京浜 都筑ICより3.6km、東名高速 横浜青葉ICより4.5km