Android用3Dアクションゲーム『ハチャメチャ STARJAM』のリリース発表会が11日、東京・原宿「BA-TSU ART GALLERY」にて開催された。イベントではトークショーも行われ、ゲーム開発者をはじめ、ゲストとしてロンドンブーツ1号2号の田村淳らが参加した。

左から金山淳吾氏、西尾季隆(X-GUN)、田村淳(ロンドンブーツ1号2号)、枝廣憲氏、筧誠一郎氏

10月27日よりauゲームで先行配信されている『ハチャメチャ STARJAM』は、キャラクターデザインはもちろん、背景や配置オブジェ、音など細部にまでこだわり抜かれた本格リアルタイム3Dアクションゲーム。人間・動物・メカなどさまざまなタイプのキャラクターが登場(12体)し、声優として田村淳ら有名キャストが起用されている。

また、スマホ同士の対戦においてはデータ通信が発生するにも関わらず、わずかな遅れも発生しない技術革新を実現し、遅延のないストレスフリーで対戦プレイが楽しめるのが特徴。また、キャラクター操作がシンプルなことに加え、対戦時間が非常に短いため、手軽にプレイできるのも大きな魅力となっている。

『ハチャメチャ STARJAM』のゲーム画面

今回の発表会は、東京・渋谷区が主催の「Dive Diversity Summit Shibuya 2017」のサテライトプログラムの一環として行われもの。当日は『ハチャメチャ STARJAM』のスペシャルサポーター・田村淳をはじめ、MCを担当したX-GUNの西尾季隆、渋谷区観光協会理事長の金山淳吾氏、Team STARJAM エグゼクティブプロデューサーの枝廣憲氏、日本eスポーツ協会 事務局長の筧誠一郎氏が登壇。本作の魅力や、e-Sportsの現状などについてトークを繰り広げた。

金山氏は、現在さまざまなエンターテインメントを渋谷・原宿から発信する活動をしており、新たに若者を中心に話題となっているe-Spotsの魅力と可能性、凄さを、中高年・シニア世代にも体験してもらいと本イベントをアピール。

ゲーム好きの田村も1年半ほど前からe-Sportsに注目しており、年に1度シリコンバレーに視察しているという。今のところアメリカと比べると、注目度において日本と温度差はあるものの「日本にも優秀なプレイヤーはたくさんいるので、いずれe-Sportsは日本でも火がつきますね」と期待を寄せた。

また、金山氏は韓国では子どもの憧れの職業第2位がe-Sports選手(1位はサッカー選手、3位は野球選手)であることや、優勝賞金額が11億円(賞金総額は27億円)のゲーム世界大会があったことを紹介。田村は「ゲームの大会で賞金を稼いで生きていく、それはゴルフプレイヤーなどとまったく変わらない。お父さんお母さんがもう『あまりゲームをするな』と言う時代はとっくに終わっている。新たな生き方がe-Sportsから生まれてくると僕は思います」と力を込めた。

また、イベント後半には、田村と西尾による『ハチャメチャ STARJAM』のエキシビションマッチが行われた。田村はキツネの侍「ウイロウ」を、西尾はゴリラの科学者「Dr.ゴルグ」をチョイスしてゲームスタート。ゲーム序盤は、田村に負けたくない一身であらかじめ本作をやり込んできたという西尾が圧倒。ゲーム終盤、接近戦を得意とする田村の「ウイロウ」が、西尾の「Dr.ゴルグ」の体力をギリギリまで減らすことができたが、最後はパワーで押し切られ、西尾が見事勝利した。

ゲームプレイ後、田村は「見てもらっている場でプレイするのは興奮しますね。普通のトークとは違う快感がありました。運動が苦手な僕ですが、e-Sportsだったら活躍できそうなので、すぐにリベンジしたい」と興奮気味に語ったほか、「これだけ3Dのキャラクターが動いてアクションしているのに、対戦した時のタイムラグが全然無かった」と、ストレスフリーな対戦環境を実現している点にも驚いている様子だった。さらに会場では、田村が操作したキャラクター「ウイロウ」の声を田村が担当することも明らかになった。

イベント後は、賞金100万円をかけた『ハチャメチャ STARJAM』ゲーム大会に突入。今回は賞金100万円ということもあり、参加募集後あっという間に上限人数の128人を超え、抽選によって選ばれたユーザーが参加したのだという。また、大会の参加者は10代からシニア世代まで幅広い参加者が集結し、同じフィールド上で楽しく戦う姿が印象的だった。さらにゲーム開始前には田村が登場し、「7回勝てば100万だよ! 頑張って!」と参加者に呼びかけ、会場を盛り上げた。

『ハチャメチャ STARJAM』は、11月11日より公式サイトにて事前登録を開始(au/Androidユーザーは10月27日よりプレイ可能)。事前登録者数に応じて、ゲーム内で使用可能な豪華報酬がもらえるキャンペーンも実施中なので、詳しい内容を公式サイトでチェックしていただきたい。

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