【レポート】

多摩川の河川敷にオフィスが出現!? アウトドアにおける働き方改革の新提案

1 開放感がハンパない空間でビジネス

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11月初頭に迎えた小春日和。東急田園都市線の二子玉川と二子新地の至近にある多摩川の河川敷で、ユニークな試みが行われた。広々とした河川敷で、野球でもなくバドミントンでもなく、ゴルフでもなく、ビジネスを行おうというのだ。

そもそもの興りは「クリエイティブ・シティ・コンソーシアム」という、日本にクリエイティブ・シティを創ろうという活動がもとになっている。東京急行電鉄やコクヨ、カルチュア・コンビニエンス・クラブ、大日本印刷、日建設計、三菱総合研究所といった企業が幹事法人となり、世田谷区や川崎市、大田区といった多摩川流域の自治体が協力している。 そのほかにも、慶應義塾大学、多摩大学、東京都市大学などが参加し、まさに産官学一体となり、多摩川流域にクリエイティブ、そしてイノベーションを起こす文化を築き上げようという取り組みだ。

当日、取材に呼ばれて多摩川の河川敷に立った筆者の目には、いくつかのテント、そしてタープが設営された光景が映った。「多摩川の河川敷にキャンプ場ができたの?」としかはた目には思えない。

キャンプで談笑ではなく打ち合わせ

遠くからみると「あれキャンプしてるのかな?」といった雰囲気。右はオフィスとして使われたテント

だが、キャンプにつきものの、調理器具を使った野外料理やボール遊びをする人の姿はみられない。それもそのはず、このテントに入っている人々は、遊ぶためではなく、仕事をするために集まったからだ。

いくつかのテントの中をのぞかせてもらった。一見すると、テントの中で談笑している仲間連れのようにみえるが、会話を聞いていると、いわゆる“会議”または“打ち合わせ”という内容だった。普段、会議室やミーティングルームで行われている内容が、多摩川河川敷に設営されたテントの中で行われていたのだ。

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目次
(1) 開放感がハンパない空間でビジネス
(2) キャンピングオフィスは働き方改革に一石を投じるか
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