脆弱性対策も十分に

悪意を持った攻撃の多くは、OSやアプリケーションの脆弱性を悪用する。この対策は、常にOSやアプリケーションを最新の状態に保つことである。しかし、PCにそれほど詳しくないユーザーにとっては、自分自身でチェックを行うことは難しい。カスペルスキー セキュリティでは、最新版に更新されていないアプリケーションがあれば、メッセージを表示し、アップデートを推奨する。

図12 アップデート結果

こうすることで、つねに最新の状態を維持できる。さらに、ソフトウェアクリーナーでは、

  • ユーザーの同意を得ずにインストールされたソフトウェア
  • ほとんど使用していないソフトウェア
  • アドウェア

を検知し、知らせてくれる。

図13 ソフトウェアクリーナー

本人も忘れてしまったソフトウェアやほとんど使ったことのないソフトウェアは不要である以上に、脆弱性などの原因になりやすい。日頃から、この機能を使い、リスクをなるべく軽減したい。