10月と言えばハロウィン! 家でハロウィンパーティーを考えている人もいるだろう。そんな人に向けて、製菓・製パン曜の材料・レシピを取り扱う「cotta」では、ハロウィン向けの手作りスイーツ用の雑貨やレシピを紹介している。都内で開催されたプレス向けのイベントでその一部を体験できたので、早速紹介しよう。

料理研究家のVivianさん

今回の講師は、料理研究家のVivianさん。会場には、Vivianさんが手掛けた手作りハロウィンスイーツが並んでいた。さすがに「これも簡単に作れます! 」とは言えないが、デザインの参考にしてもらえればと思う。

会場にはVivianさん作のスイーツがズラリ

ガトーショコラをシュガーペーストでコーティングした「ドクロケーキ」。レシピは「cotta」で紹介している

透明のゼリーの中に花が咲いているような「フラワーゼリー」。レシピは「cotta」で紹介している

絞るだけでバラが咲く!? フラワーカップケーキ

まずは、カップケーキをクリームでバラのように飾る「フラワーカップケーキ」。このバラの部分は、クリームを絞るだけでバラの形が出来上がる、「ロシアンノズル(大)」(税別357円)を使用している。

バラの形ができあがる「ロシアンノズル(大)」(税別357円)

実際に体験する前に、先生に作り方を教えてもらった。まず、中心にひとつバラを作って、その周りをバランスよく埋めていく。ひとつバラを作ったら、必ずノズルのクリームをふき取る。この一手間が、きれいなバラを作るための大切なポイントだそうだ。バラができたら、緑のクリームで葉っぱを添えて完成!

中心にひとつバラを作る

中心のバラの周りを埋めていく

花の周りに葉っぱを作る

華やかなバラのスイーツが完成!(※写真は先生作)

先生のデモンストレーションの後、実際に試してみたが、クリームの固さも重要なポイントだと感じた。クリームがゆるくなると、形がきれいに出ないので、手早く作業することも大事なポイントだろう。このデコレーションは、クリームの色次第で、さまざまな印象のケーキが作れる。ハロウィンに限らず、ホームパーティー等でも活躍しそうだ。

シャカシャカ! ステンドグラスクッキー

次に紹介するのは、ステンドグラスクッキー。このステンドグラス部分は、飴を用いて作る。クッキーに開けた穴に砕いた飴を入れて一緒に焼くと、飴が溶けてステンドクラスのようになるという仕組みだ。今回は最近SNSで話題だという、ステンドグラスのような飴の中で、シュガーフレークがシャカシャカと動く"進化した"ステンドグラスクッキーを作ってみたい。遊び感のある見ためのかわいさで、子どももきっと喜びそう。

簡単にステンドグラスクッキーも作れる「ハロウィンクッキー型」

形の異なる型を重ねて使ってもいいのだが、今回のクッキーには、「cotta」オリジナルの「ハロウィンクッキー型」を使ってみた。一つの型で飴を入れる部分もくり抜ける作りになっているので、簡単にステンドグラスクッキーを作ることができる。

まず、ペアになるように2枚ずつクッキー生地を型抜きし、穴の部分に砕いた飴を入れて焼く。これでステンドグラスクッキー自体は出来上がりだが、今回は"進化した"ステンドグラスクッキーだ。

ステンドグラスクッキーを2枚作る。一方にはアイシングでデコレーションを施す

シュガーフレークを入れる

ペアの1方をアイシングでデコレーションをし、アイシングされていないクッキーのステンドグラス部分にシュガーフレークを入れる。この時、シュガーフレークを入れすぎると、シャカシャカと動かなくなるので、入れすぎないよう注意しよう。

アイシングクリームで縁取る

アイシングしているクッキーをかぶせる

そして、アイシングクリームなどでクッキーを縁取り、上からアイシングしたクッキーをかぶせれば完成。振ると、シュガーフレークが「シャカシャカ」と鳴って楽しい!

完成! 振るとシャカシャカと音が鳴って楽しい

できるだけ当日に用意するのがオススメ!

なお、ステンドグラスクッキーは時間が経つと、飴の部分が曇ったり、ひび割れてしまうこともあるので、できるだけ当日に用意するようにしよう。

今回使用したグッズは全て「cotta」で購入できるが、最近では量販店などでも、さまざまなお菓子グッズを展開しているそう。店頭で自分に合うグッズを探してみるのいいかもしれない。