2017年10月18日から21日にかけて愛知県のポートメッセ名古屋にて開催されている西暦奇数年における国内最大規模の工作機械展「メカトロテックジャパン2017(MECT2017)」において、三井精機工業は、高精度ジグ研削盤「J350G」の新機能ならびに、第3世代に位置付けられる5軸制御立形マシニングセンタ「Vertex55X III」のデモ展示を行っている。

Vertex55X IIIは、最小の設置スペースで最大の加工エリアを実現した初代Vertexの特長を継承しつつ、精度や剛性を高めた装置で、2017年1月より発売を開始した同社の最新モデルとなる。

2m×3mという省設置スペースながら最大φ750mm×高さ 525mmのワークが積載可能。進化した主軸熱変位補正機能によりZ軸の変位量を従来の約1/3に改善したほか、ベッド・コラム剛性の向上により微小線分送りによる3次元形状面品の向上を実現したという。また、オプションでHMI機能を搭載した15型カラーLCD付き操作盤にも対応しているという。

MECT2017にてジェイテクト/三井精機工業/光洋機械工業の合同ブースにて展示されている5軸制御立形マシニングセンタ「Vertex55X III」のデモの様子

一方のJ350Gは、砥石自動切込みストローク量(U軸)-3mm~+50mmを実現し、1本の砥石で異径の穴加工でも連続して自動加工を施すことが可能となっている。今回の展示では、新機能として30°以上のテーパー研削が可能になったことをアピール。同社によると、同機能については強い引き合いや高い興味を示す顧客が多いとのことで、さらなる適用範囲の拡大などにつなげていきたいとしていた。

MECT2017にてジェイテクト/三井精機工業/光洋機械工業の合同ブースにて展示されている高精度ジグ研削盤「J350G」のデモの様子