【レポート】

6種類の粉ミルク、それぞれの特徴を調べてみた

母乳が足りない時、母乳をあげられない時などに活躍する粉ミルク。さまざまな種類にトライしてみたいと思いつつも、産院で使用していたミルクに引き続き、お世話になっているママも少なくないのではないでしょうか。

しかし実際のところ、粉ミルクの種類によって成分や使い勝手は少しずつ異なるので、与える側としても、それぞれの特徴を知っておきたいところ。今回は、6つのメーカーの粉ミルクについて調べてみました。

6種類の粉ミルク、特徴の違いは?

6商品の特徴を紹介

粉が溶けるまでの時間も計測しました

今回比較したのは、「アイクレオのバランスミルク」(アイクレオ/グリコグループ)、「ビーンスターク すこやかM1」(雪印ビーンスターク)、「和光堂レーベンスミルク はいはい」(和光堂/アサヒグループ食品)。

それに、「明治 ほほえみ」(明治)、「森永 はぐくみ」(森永)、「雪印メグミルク ぴゅあ」(雪印メグミルク)の合わせて6商品です。

溶けやすさについては、ストップウォッチを使用して、粉が溶けるまでの時間を測定。公平に溶かすことができるよう、80度程度のお湯100mlとそれに相当する粉をビーカーに入れ、マドラーで溶かすようにしました(「明治 ほほえみ」については、キューブタイプを採用。その他の形状は粉となっている)。

溶けやすさは"ほぼ変わらない"

まず溶けやすさについては、結論から言うとほぼ変わりませんでした。「ビーンスターク すこやかM1」、「森永 はぐくみ」、「雪印メグミルク ぴゅあ」はいずれも、溶けるまでにかかった時間が7秒前後。「明治 ほほえみ」については、キューブタイプであるものの、9秒ほどで完全に溶けました。私が実践した限りでは、「アイクレオのバランスミルク」は瓶の底に少し溶け残りが出やすい印象でした。

溶けやすさはほぼ変わらなかった

最も溶けるのが早かったのは、「和光堂レーベンスミルク はいはい」で、溶けるまでの時間は5秒ほどでした。

価格の安さ

価格については、Amazon.co.jpに掲載されている商品の価格(2017年9月12日現在)を採用し、個別包装されているスティックタイプのもの、800g前後で販売されている大きい缶入りのタイプのものをそれぞれ比較しました。

対象としたスティックタイプの商品は、「アイクレオのバランスミルク スティックタイプ」(12.7g×10本)、「ビーンスターク すこやかM1 スティック」(13g×18本)、「和光堂レーベンスミルク はいはい スティックパック」(13g×10本)、「明治 ほほえみ らくらくキューブ」(4個入り 160ml×5袋)、「森永 はぐくみ スティックタイプ」(13g×10本)、「雪印メグミルク ぴゅあ(スティックタイプ)」(13g×10本)となっています。

なお「明治 ほほえみ」については、スティックタイプがキューブ状のものしかなかったため、キューブ状の商品を対象にしています。購入する場所や時期、数量によって価格は異なると思いますので、参考程度にご活用ください。

100mlあたりの価格の違い。Amazon.co.jpに掲載されている商品の価格(2017年9月12日現在)を採用

その結果、100mlあたりで比較すると、スティックタイプで最も安かったのが「雪印メグミルク ぴゅあ」で41.6円。最も高かったのが、「ビーンスターク すこやかM1」で58.3円でした。

大缶では「和光堂レーベンスミルク はいはい」が27.85円で最も安く、38.4円の「明治 ほほえみ」が最も高い結果となりました。

大缶・スティックタイプのそれぞれのメリット

価格を比較した上で注目したいのが、スティックタイプと大缶タイプの違いです。大缶タイプは、持ち運びや計量が面倒で不便と感じるママもいるかもしれませんが、スティックタイプに比べると、やはり100mlあたりの価格は安くなりました。

粉ミルクメインのママは大缶の方がお得

また、缶を開封してからの消費期限が気になる人は多いと思いますが、粉ミルクがメインの場合、あまり問題ないと言えるかもしれません。

例えば「雪印メグミルク ぴゅあ 820g」を使うと、200mlのミルクを約31回分作ることができますが、1回の量が200mlになる3~6カ月の赤ちゃんに1日5回ミルクを与える場合、なんと6日ほどで使い切ってしまう計算になります。

スティックタイプは、やはり大缶タイプと比べると100mlあたりの価格が高くなるものの、母乳メインのママにとっては重宝するでしょう。計量の必要がなく、携帯にも便利。例えば「ビーンスターク すこやかM1 スティック」は、100ml用と50ml用があるなど、作りたいミルクの量によってサイズの異なる商品が展開されているケースもあります。用途によって選んでみるといいかもしれません。

またキューブタイプは、キューブ1個で40mlのミルクが作れる仕様になっているので、少量のミルクや、80mlなど半端な分量のミルクも作りやすいと感じました。粉がこぼれることもなく、短い期間ではありますが(HPには"1週間以内"とある)、袋の上部を折り曲げ、クリップなどでとめておけば保管もできるので便利だと思います。

各社が表示している栄養素

また、各社がパッケージやホームページなどで紹介している成分の中で目立ったものを挙げてみました。ラクトフェリンやビオチン、DHA(体内でDHAに変わるものも)やアラキドン酸などを配合している会社が多いようです。

各社が配合に力を入れている成分の中で目立ったもの

ママが使いやすく、赤ちゃんが安心して飲めるミルクを

母乳で育てたいと思っていても、思うように母乳が出ないこともあります。また大豆や乳製品にアレルギーのある赤ちゃんは、アレルギー専用のミルクが必需品となるでしょう。このように、それぞれの赤ちゃんにとって合う商品はさまざま。成分などに加えて、溶けやすさ、価格、使いやすさなども考慮してみましょう。

あまり神経質になりすぎると、ママも疲れてしまいます。専門家に相談しながら授乳量を調整し、ママも使いやすく、赤ちゃんも安心して飲みやすいミルクを選んでみてはいかがでしょうか。

※価格は税込

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