【レポート】

CEATEC 2017 - カスタマニーズに対応するソリューションの提案を目指すソシオネクスト

2017年10月3~6日にかけて千葉県・幕張メッセにて開催されるCPS/IoT Exhibition「CEATEC JAPAN 2017」にてソシオネクストは、カスタマの実現したいニーズの支援を目指す提案型半導体メーカーの実現に向けた各種ソリューションの展示デモを行っている。

同社ブースのテーマは「ソシオネクストが提供する繋がるセンシングと映像の世界」であり、監視カメラソリューション、サイネージソリューション、ドローンソリューションの3つのソリューションの紹介が行われている。同社はファブレス半導体メーカーだが、いずれのソリューションも半導体チップの紹介ではなく、それを使って、どういったことができるのか、といった具体的なものばかりとなっている。例えばサイネージソリューションでは、迫力の臨場感を2chのスピーカーで実現できる音響ソフトウェアIP「仮想22.2ch音響ソリューション」や、ある一定の場所のみ音が聞こえる「超指向性音響」といった体験型のデモが展示されている。

左が「仮想22.2ch音響ソリューション」のデモの様子。右が「超指向性音響」のデモの様子。いずれも、指定された位置に立つと、それ以外とは異なる音響効果を得ることができる

また、監視カメラソリューションでは、同社のARM Cortex-A53(24コア)SoC「SC2A11」を搭載したサーバシステム「SynQuacer」の基板や、SC1A11を搭載したCPUボード(PEC:Processor Element Card)1枚を用いた運行車両の監視デモといったものを見ることができる。

「SC2A11」を搭載したCPUボード(PEC)を8枚搭載したARMプロセッササーバ「SynQuacer」(左)と、同PEC1枚をIoTゲートウェイとして、行われている車両の運行管理デモ(中央と右)

そしてドローンソリューションでは、24GHzレーダー、アンテナ、32ビットマイコンを6gのモジュールに収めた「eBumper」の展示や、GoProの最新製品となる「HERO6 Black」に搭載されているイメージシグナルプロセッサ「GP1」の紹介などが行われているほか、GP1のデモとして、HERO6 Blackが展示されている。

重さ6gで24GHzレーダー、アンテナ、マイコンを1モジュールに収めた「eBumper」とそれを搭載したドローンの様子

イメージシグナルプロセッサ「GP1」と、それを搭載したGoProの最新作「HERO6 Black」

同社では、あくまで半導体メーカーではあるものの、売るものはチップではなく顧客の要望を実現できるソリューション、としている。実際に、そうしたソリューションは自社で販売するわけではなく、顧客の製品に組み込まれて活用されるため、競合にはならないとのことで、今後も、顧客がすぐに使えるレベルのソリューションを半導体レベルから提供していくことで、新たな価値を生み出す手助けをしていきたいとしていた。

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