【インタビュー】

オードリー・若林正恭、女性芸能人たちの元カレが亭主関白でびっくり? 失恋話に入り込んだ『女ウラミ飯』

オードリーの若林正恭がMCを務めるテレビ東京系『女ウラミ飯』(10月5日 24:42~25:30、10月12日24:12~25:00)の収録が9月に都内で行われた。

最初のゲストは、お笑いコンビ・たんぽぽの川村エミコに、モデルでタレントのみちょぱ(池田美優)、そして元SKE48の佐藤聖羅の3人。彼女たちに共通するのは、それぞれ、ある男性と交際し、別れたということである。彼女たちが、そんな元彼との楽しかったときから、別れを決意するまでのエピソードを語りながら、思い出の料理を作って、みんなで最後に食べるというのがこの番組のコンセプトだ。

『女ウラミ飯』収録の様子(10月5日放送:左から片渕茜アナウンサー、若林正恭、川村エミコ、池田美優、佐藤聖羅)

川村が元彼である社長とのラブラブな頃の写真を公開したり、みちょぱが壮絶な経歴を持つ彼氏との三角関係のエピソードを紹介したり、佐藤さんが元彼のお笑い芸人・Iの態度が変容していく様子を赤裸々に語ったりと、あっという間の収録だったが、思い出の料理を作ってみんなで試食をすることで、3人の女性たちが、どこかふっきれたような表情を見せるのがすがすがしくもあった。

MCの若林が、料理を作る行程もおろそかになってしまうほど前のめりで女性たちの核心に迫っていくのも見どころとなりそうなこの番組。収録を終えた若林に話を聞いた。

あのお笑い芸人の元カノのシチュー

――料理しながら失恋話を聞くということは、初めてだったと思いますがいかがでしたか?

ついつい話の中に深く入っていっちゃって、料理を作っていることを忘れちゃうところがありましたね。番組のタイトルに「ウラミ飯」ってあるように、失恋したときの悲しい話を聞いているのに、目の前で、すごくおいしそうなものが出来上がっていくと言う、相反したものができあがっていく過程がすごくおもろかったですね。

10月12日放送(左から片渕茜アナウンサー、若林正恭、宮崎宣子、わたなべるんるん、真麻)

――若林さんて、普段、人の失恋話を聞いたりするタイプなんでしょうか? 今回はすごく深いところまで興味を持って聞いている印象でした。

特に今日のゲストの3人のエピソードが強烈だったんで、どういうことなんだろうなと思ってけっこう聞いちゃいましたね。

――意外にもと言ったらなんですが、女性への共感能力も感じられて。

そうですか。別に自分でコントロールしたつもりはなかったんですけど、自然に入りこんでいっちゃってましたね。

――今まで、女性の失恋話を聞く機会ってありましたか?

男友達が多いので、男側からは聞くんですよ。彼女と別れたいきさつとか。男なんで、そんなに詳しい話にはならないんですけどね。でも、女性側から聞いたことがなかったので、そのときどう思ってたのかとかも知らない世界で。もしかしたら、今までプライベートで女性の別れ話を聞いたことがなかったからこそ、今日、いろいろ興味もって聞いちゃったのかもしれないですね。

――今回、女性たちの失恋話の中で、男性への率直な意見を聞いてみていかがでしたか?

今回、同棲してたときのエピソードなんかも出たんですけど、僕自身は同棲したことないんですよ。だから、今回、佐藤さんの元カレのお笑い芸人Iさんの話とか、川村さんの元カレのあの社長の話とかを聞いてみて、男性側が、けっこう亭主関白っぽいことを言ってるんだなって思えて意外でした。よく、女性が強い時代だなんて言われてますけど、今回の収録に限っては、わりと男のほうが言ってんなーて思って。

――元彼が洗濯物を畳んだら畳み方が違うって指摘してきたというエピソードなんかもありましたが、若林さんはそういう風に彼女に亭主関白的にふるまうことってどうですか?

例えば、もし同棲中の彼女がいて、僕の洗濯物を畳んでくれてたら、一人暮らしが長いので、畳んでくれただけで……たぶん、泣いちゃうかもしれないですね(笑)。だから、せっかく畳んでくれたのにその畳み方が違うって指摘するとかは、できないなと思いながら聞いてましたね。

――そういう話は、男性同士の話には出てこないもんですか?

いやー、男はたぶん、彼女に畳み方を変えてほしいって言ったことも、それでむっとされたことも覚えてないんでしょうね。

――そういうことにも、気づくことのできる番組ですよね。ちなみに若林さんは料理はされますか?

5種類くらいのメニューをぐるぐるローテーションで作るくらいですね。まずあったかいごはんを食べないんですよ。毎日がテレビ局のお弁当なんで。今日はシチューがメニューにありましたけど、ちょうどこのシチューのエピソードに登場する元カレで芸人のIさんとM-1の決勝が同じ年だったんで、このシチューをIさんが食べたのかと、ちょっと感傷にひたっちゃいましたね(笑)。

――女性のいろんな気持ちがわかってくると思いますが、それって自分に何か影響を与えそうですか?

いい方向にはいきたいですよね。女性に対してこれやっちゃいけないなっていうNGの行動パターンは蓄積されていきますし、そういう話をこれからもたくさん聞くことになるので。まあ恋愛のことで勉強にはなりそうですね。でも今日の収録を思い返してみても、恋愛のエピソードはすごい思い出せるんですけど、料理の行程を思い出せなくて(笑)。その辺、料理でばたばたする部分は、番組的にも徐々にうまく進められるようにしたいです。

――料理しながらっていうことで話を引き出せた部分もあったのでは?

そうかもしれないですね。顔を突き合わすよりも、料理をしながら話すからこそ、かなり深入りしたことも聞きやすいのかもしれないですね。

――これから放送ですが、どんなところを見てほしいですか?

料理をするっていう行為自体が、女の子たちをプライベートなモードにさせているのかなと思うので、思わぬ本音とか裏話がけっこう飛び出しているんじゃないかと思います。その辺に注目して見てほしいですね。

<著者プロフィール>
西森路代
ライター。地方のOLを経て上京。派遣社員、編集プロダクション勤務を経てフリーに。香港、台湾、韓国、日本などアジアのエンターテイメントと、女性の生き方について執筆中。現在、TBS RADIO「文化系トーラジオLIFE」にも出演中。著書に『K-POPがアジアを制覇する』(原書房)、共著に『女子会2.0』(NHK出版)などがある。

関連キーワード

人気記事

一覧

イチオシ記事

新着記事