【レポート】

東京メトロ東西線九段下駅に大開口ホームドア、積込みから設置工事まで公開

1 車両基地で積込み作業 - ホームドアに水色のラインも

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東京メトロは29日、東西線九段下駅の大開口ホームドア設置工事を公開するメディアツアーを実施した。午前中に車両基地でホームドアを回送列車へ積み込み、終電後に回送列車を九段下駅1番線ホーム(西船橋方面)に据え付け、ホームドアを設置する工事を行った。東西線九段下駅のホームドアは2018年2月下旬の使用開始を予定している。

東京メトロ東西線九段下駅の大開口ホームドア設置工事を報道公開。ホームドアの戸袋部・ドア部ともにスカイブルー(水色)のラインが入った

東西線は優先駅6駅(九段下駅・高田馬場駅・飯田橋駅・早稲田駅・神楽坂駅・竹橋駅)で2019年度まで、その他の駅も2025年度までにホームドアを整備し、これをもって東京メトロ全路線全駅のホームドア設置を完了する計画としている。東西線初のホームドア設置駅となる九段下駅では、昨年3月から2番線ホーム(中野方面)で大開口ホームドア実証実験を実施中。今回は1番線ホーム(西船橋方面)でホームドア設置工事が行われた。

九段下駅での工事に先立ち、午前中に東西線の車両基地のひとつ、行徳車両基地で行われたホームドアの積込み作業が公開された。同基地の16番線に15000系10両編成の回送列車が入線しており、大型クレーンを用いて6号車のドア付近に架台(ステージ)が設置された。その間にホームドアの搬入用トラック(計4台)が車両基地内に入り、1台ずつ架台横に据え付けられ、車内への積込み作業が開始された。

トラックの荷台に積まれたホームドアが大型クレーンで吊り上げられ、架台に移された後、作業員によって車内へ積み込まれていく。1号車から順に各車両へホームドアが運ばれ、揺れなどで倒れないように、ロープを使って手すりに固定された。

東西線九段下駅のホームドアは、2番線ホームに設置された実証実験用の設備(開口部の幅は最少2,000mm~最大4,000mm。戸袋部の寸法は幅970~2,000mm、高さ1,350mm、奥行280mm)と同様、ナブテスコ社製の大開口ホーム柵を採用。ドアの幅や位置の異なる車両に対応するため、ドア開口寸法を可能な限り大きくし、ドアを入れ子式の二重引き戸とした点が特徴となる。1開口あたりの重量は500~680kgとの説明も。東京メトロがナブテスコ社製のホームドアを本格的に採用するのはこれが初だという。

実証実験用の大開口ホーム柵と比べるとデザインも変更されており、東西線の路線カラーであるスカイブルー(水色)のラインが入っている点が特徴。東西線を皮切りに、今後設置される他の路線のホームドアもそれぞれの路線カラーを導入するとのことだった。

ホームドアの積込み用車両として使用された15000系

大型クレーンを用いての架台設置作業が行われる

ホームドアの搬入用トラックが架台横に据え付けられる

ホームドアが次々に車内へ運ばれていく

奥の車両へ運ばれるホームドア。スカイブルーのラインを確認できる

ホームドアが運び込まれ、ロープで固定された後の車内の様子

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目次
(1) 車両基地で積込み作業 - ホームドアに水色のラインも
(2) 終電後の九段下駅、西船橋方面ホームで設置工事を実施
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