国内最大のゲームの展示会「東京ゲームショウ2017」(会期:9月21日~24日、21・22日はビジネスデイ)が21日、千葉県・幕張メッセで開幕した。会場には、12メートルにも及ぶ巨大パネルが登場し、ゲームソフトが原作のアニメ作品を年表にした展示コーナーが設置された。

会場の一角に登場した巨大年表パネル

会場に設置された「GAME×ANIME ~ゲーム原作の主なアニメーション作品の歴史~」は、日本の国産アニメーションが公開されてから100年を迎える今年を記念し、日本動画協会と徳間書店『月刊アニメージュ』協力のもと、完成した巨大パネル。年表には、ゲーム原作のアニメーション作品を年表でまとめられ、アニメがいつ放送されたのかに加え、原作ゲームがいつ発売されたのかも確認できる。

また、年表には『月刊アニメージュ』に掲載された当時の表紙や記事などが紹介。特に『ポケットモンスター』(1997年4月にアニメが放送開始)をはじめ、『戦国BASARA』(2005年7月放送開始)、『アイドルマスター XENOGLOSSIA』(2007年4月放送開始)、『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation』(2013年7月放送開始)、『艦隊これくしょん-艦これ-』(2015年1月放送開始)、『刀剣乱舞-花丸-』(2016年10月放送開始)などが大きく扱われていた。

また、年表には日本語に加え、英語表記も添えられており、ゲームとアニメの歴史をじっくりと眺める海外ゲームファンの姿も多く見られた。そのほか、日本ゲーム大賞を受賞した『サクラ大戦』(CESA大賞96)や『テイルズ オブ ジ アビス』(日本ゲーム大賞2006 優秀賞)、『ペルソナ4』(日本ゲーム大賞2009 優秀賞)といった、受賞作品を紹介するコーナーも用意。

ゲームとアニメという2大クールジャパンコンテンツの歴史をまとめた年表はなかなかお目にかかることができない。TGSに遊びに来た際には、ぜひ足を運んでいただきたい。